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「技術選予選体験記4......準決勝」
翌日の朝。

適度なアルコールが良かったのか、寝付きも、寝起きも良くて、ぱっちりと目が覚める。今日の天気はどうですか、とカーテンを開けると、ソコに広がる快晴の空。

前日と同じように支度をして、ゲレンデに立ち、リフトに乗って中斜面を軽くアップしようとリフトに乗る。
なんだか寒い

..........あっ、インナー一枚着てくるのを忘れた(屍)

もう最悪。寒くてタマラン。

そして会う友達等が
「何したのショート。」

とか、
「ビデオで見たら、階段を 2段飛ばし で降りているみたいだったよ。」

とか、痛いところをズバズバと突いてくる。

まあコレも実力なんだよね、と再度思ってみたりする。

いろいろな先行き不安を感じつつ、競技が開始されるのでした。

−−−
準決勝 1種目目 急斜面整地 大回り

 (スポーツマン:上部から)

昨年は怪我で出られなかった準決勝なので、ちょっち嬉しかったりする私。けれども、準決勝の大回りのバーンを見て、なんなんだここは、と思うことしばし。

まず、スタート位置から斜面が見えません。予選のスタート位置よりも数段上からのスタート。

空中と、ゴール付近のみしか見えない。

なんだよこれは。

トレーニングの時でも、こんなトコロから滑ったことはないぞ。

などと思いつくがままに、苦言をアタマノナカに並べてみる。

しかし、だからといって、コースが柔らかくなったりとか、急斜面では無くなったりとか、そんなことは無いのであろう(アタリマエです)

ちくしょー、こーなったら漕いでヤルっ、と意味不明な考えが思い浮かび、見えない先がアイスバーンとかだったら、どうするのか、という疑問もないまま、スタートしてみる。

結構、グリップ感は悪くないね、と思いながら、3ターン半くらいでゴール。

毎度、このバーンは短い..........っていうか、さすがにマズイのか、これは。

ジャッジの点数を見てみると、微妙にイマイチな点数。

昨日に比較すればかなり悪い。困ったな、参ったな。

しかし、そんな困ったとか言っている場合ではないことに気付いて、次の種目のコースに行く。

−−−
準決勝 中斜面不整地 小回り

 (ビーナスコース:下部)

鬼門。

不整地という言葉は、私の鬼門。今シーズンは、不整地のトレーニングを2本しかしていない。それもその2本とも完走できずにいる。

多分、コブの数にして15コブ程度であろうか、そんな状況ということである。

だから、予選でこの種目をカバーできるような得点にしておきたかったのに、整地小回りが 逆噴射 してしまっては、どうしようもない。

まあ救いがあるとすれば、中斜面ということくらいか。

コースに行って、バーン状況を確認すると、前日まで無かったところにコブのラインが出来ている。けれども後半はほぼ整地の状態。

女子が滑るのを見ていると転倒者もいたりして、見た目よりハードなのですかね、と思ったりする。

入念にラインを選ぶ。

見えた、私の滑るラインが。

けれどもそのラインで、果たして点数ができるかが不安。

うーん、と思っていると、そのラインを選択した選手がいたりして...........さて得点は、と耳を澄ますと、得点が伸びている。決めた。そのラインで決定。

ちなみに解説すると、コブの頭だけを狙って、えぐれている溝には絶対に落ちないというライン。つまり、コブの頭で整地をイメージして滑ってみるというもの。

狙うラインは1メーターも無いので、滑りはともかく、ライン取りだけを考えてスタートする。
をりゃ、どりゃ、こなくそー

と降りていき、一番狭いところもなんとか狙えて、ゴールまで辿り着く。

点数を聞くと、まあそんなに悪く無さそう。でも、とりあえず転倒せずに降りられたことと、人並みに点数が出たことに、素直に喜んでみる。

とりあえず、無難にここまでは種目をこなすことが出来た。

しかし、前日の醜態が思い出される、あれはそう3種目目のことだった。ここで気を引き締めようと、3種目目のコースに向かう。

−−−
準決勝 総合滑降

 (ビーナスコース:上から下まで)

昨日のスタート位置より更に上からスタート。

ゴールは遙か向こうで、更に山の山頂から麓を見ているような感じ。ジャッジマンなんかは、米粒ほど。

なんなんだここは。

こんな斜面しか無いのか、というまたしても、そんな思いしか浮かばない。

昨日に、コロコロにやられたので、今回はコロコロにやられないように、慎重にスタートすることを思ってみるが、目の前は空中。

まあそれでも、選手達は漕いで、漕いで、また漕いで出ていくので、困ったモノですわな。

それでは私も負けじと、そうしましょうと、スタートする。

漕ぐ。

漕ぐ。

漕ぐ。

うーん、もう止めよう。

と思いながら、これまた奈落の底に落ちていくような感覚で、あっという間にゴールにたどりつく。

得点の発表を聞きながら、2日目は無難にこなせたなぁ、けれど、イマイチ得点が伸びないなぁ、順位が気になるなぁ、なんだか順位が落ちたような気がする。困ったなぁ。

などと思ってみるが、終わったモノはしょうがない。早々に宿に帰って、前日同様にビールを飲み始める。

午後9時近くになって、そろそろ結果発表の場所の人混みも少なくなってきたでしょな、とちょっちドキドキしながら、本部に向かう。

張り出されている紙を見ようとするが、明日の出場リストを先に見るか、順位を先に見るか。

とりあえず、今回の目標の決勝出場を先に確認したくて、出場リストに目を向ける。

.........

.........

あった(喜)

嬉しい。初めてだな。

嬉しい。やっと出場できたな。

さてと順位は、

.........

.........

.........

20人くらい、まくった。わーい。

これまた目標に手が届いて、嬉しいこっちゃ。

とりあえず、種目別では急斜面整地大回りが60位台。

そして中斜面不整地小回りが予想外の順位で、これまた60位台。

総合滑降は、まあ前日よりも順位を上げて80位台となった訳で。

準決勝順位は60位台と、無難に滑って、あまり達成感はないものの、予想外に良い成績が出ていてビックリ。総合でも80位台まで順位が上がっていて、これまたビックリ。

いやはや偶然なのか、なんなのか不明でありますが、とりあえずハッピーな気持ちで帰ろうかなと思ったら、うちのクラブの若者が 「すげー、オレ、全日本の順位だよ、ちょーうれしー」 と狂っている。

まあ若いって羨ましいな、上手いって羨ましいなと思いつつ、宿に帰って決勝に備えるウチラ。
| comments(0) | trackbacks(0) | by ともぞう とか めっく とか
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