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「技術選予選体験記5......大会その2」
そして準決勝の朝。

ゲレンデ上部に登ると、かなたに富士山が見えて、いやはや絶景、絶景と思いつつ、今日は、上手く滑ろうというよりも、とりあえず一種目づつ確実に滑りましょうという感じですな、と思う。

普段から、上手く滑られない自分がいるのに、大会になって突然にスーパーな滑りが出来る訳がなく、前日の総合滑降もサポートと話した結果、ジャッジもヒトの子だから見間違いもするさ、だからあの種目のナイスな順位も幻だと思ったほうが良いのでは、という結論に達したため、ぼちぼちと行きますわ、という感じとなった。

そして、この日はこの大会の私的な第一の難関である 中斜面不整地ショート などという、この世から無くなってしまえば良いのにと半ば本気で思っている種目がある。

その種目が行われるゲレンデに行ってみると、見事にボコボコ。

個人的に嬉しくない深さのコブが所狭しと育っている。

準決勝種目の急斜面整地ロングを滑って、それなりに滑られて、相対的に見ればまあまあな点数かなと、ちょっぴり良い気分になって望んだ中斜面不整地ショート。

昨年は、ど真ん中にあるコブのアタマのみを狙って滑り降りることが出来たが、今年はそんな甘いラインは無くて、へたっぴな私は、コースの端をとぼとぼと滑りおりて点数を聞く............と、当然のように「屍」の文字が目の前にちらつき、ここで今回の大会が終わったような気がして、昔の映画の終了で出てくるような

完 ざっぱーん

という荒波の海辺を背景に「完」という文字が浮かび上がってくるような情景が目の前に見えた気がした。

とりあえず、その後に準決勝の最後の種目の急斜面整地ショートというものをテキトーに滑って、この日は終了。

かなり不安な感じでゲレンデを後にする。

夜に結果発表があり、不整地の「完」を前日の貯金と準決勝のその他の種目で補って、無事決勝に進出。ここまでは失敗もあるものの、総合順位は昨年よりも良い感じ。

明日の決勝はがんばるでー、ビールを ぐびっ と飲んで布団にGO

さて最終日。

前日にアタマノナカに「完」の文字を描き出した不整地ショートという種目ですが、なぜだか距離と斜度がパワーアップして、決勝にも登場。前日の大会で深さも満点。

そんなナカで、私は当然にコースの端を前日と同様に滑り降りる。

おりゃ、どりゃ、とココロノナカで叫びながら、コブをドッコイショと乗り越えていく訳ですが、ココロノナカの叫びであるはずの、声がどうやら実際に発声していたらしく、サポート方々に 「滑っている最中に、うぷっ、という声が聞こえましたが」 と言われてみたりもした。

うん、そうね、言ってたかもねコブの溝にドスンと落ちたときに、写真のようにピタっと止まってしまったような気がしたしね。

ゴール付近にいたスキー仲間に、演技が一時停止してしまったよ、と言ってみたなら、大人の滑りだねぇ、と言われた。

もちろん点数なんて聞かないで、てな感じで。

その他の種目もボロボロの点数で、見るも無残な点数の羅列となった決勝。結果発表を見ても、やっぱり............とため息がでちゃう感じに大幅下落。

るるるーと遠い目をしながら、前日の練習も含めて4日間過ごした車山高原スキー場を後にする。
| comments(0) | trackbacks(0) | by ともぞう とか めっく とか
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