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「技術選予選体験記6......大会その2」
選手権決勝(二日目)

二日目の朝、大会も二日目ともなると大分落ち着いてくる。けれども朝はそんなに時間は無いので、前日と同じように早起きをして、ゲレンデにスキーを持っていって冷やしておく作業を行って、朝食タイムとなる。

今日は、大回りの種目からだから、まあ昨日と同じ行動パターンでいいなぁ、なんて相方に話しかけると、「今日はショートからって知ってる?」なんていうものだから、まさかぁ、なんてローテーション表を見たら、なんと、本当に、嘘偽り無く、ショートから(屍)

まあいいか、どうせ滑らなくちゃならないし、けどアノ種目って今年初めて採用されたから、どうやって滑ると良いのでしょうかねぇ、と思いながらローテーション表を確認すると、私の滑る順番が猛烈に早くて、上手い人がどうやって滑るかを少しでも見て、自分のできる範囲で作戦を立てようなんて甘い考えが吹っ飛んで、そもそも早めの順番って、点数が出にくい(相当上手くないと、採点が辛い)ので、運が悪いなぁ、と思っていたり。

というか、昨日の朝の段取りでは、間に合わないし、ウォーミングアップの時間も無くなるし.............と突然、慌てふためく私。

バタバタと用意して、急いでゲレンデに出て、軽く2本ほど滑って、シッコスして、リフトでスタート位置までたどり着いたら、役員から「そろそろスタートです」との声がかかるし、突然携帯電話が鳴るし.............どーする>私

第一種目「小回り(中斜面、整地)

まあ、とにかく練習してきた、このくらいの斜度の滑りをするしかない、とスピードに乗せて滑ってみる。そしてゴール。

得点を聞くと、絶望的な点数が聞こえてきて、サポートの方々が「お疲れ様」とかけてくれる声にも、あまり反応できずに「やっちまった、やっちまった」とヒトリでブツブツと呟く私。

相方が、「そんなに悪い滑りではなかったし、点数も他の選手が高い点でなければ、大丈夫でしょ」と言ってはくれるけれど、相変わらず「トリカエシノツカナイコトヲシテシマッタ」という私。

「渇ーーーっ」

という叫びとともに相方が気合を入れてくれるが、やや精神状態は向上せずに、板を不整地用に履き替えて、次のコートに向かう。

第二種目「小回り(中斜面、不整地)

昨年から、1年間かけて練習してきたこの種目であったけれど、結局、「不整地をとりあえず降りてこられる」程度にしかならず、どうしても期待が持てない種目。

それでも、昨年に比べれば、どこのラインでも一応は滑られる(と思う)ので、どのラインが自分の実力をもって点数を取りやすいか、相方と相談。

先に見ていた、友人から「あのラインっていいかもしれない」という情報をもらって、自分の滑るラインを決定。

スタート位置に立って、昨年よりも難しくない不整地だったのもあるけれど、昨年よりは落ち着いた感じで、スタートを切ることができて。

自分の中ではややスピードが速すぎていたけれど、後で見ると、スピード感はそれなりで、それよりも上手く動くことができなかったのが、少々残念だったけれどクラブの大御所から「まあ昨年よりはいいだろう」との言葉で、とりあえずは良しとした。もちろん結果は芳しくなかったけれど。

第三種目「大回り(急斜面、整地)」

とりあえず、終わったことはしょうがない、と思えるようになった頃、とにかく終わっていないこの種目で、一発頑張らなくてはならないとココロに決めて、板をロング用に履き替えて、スタート位置に向かう。

友人達と点数の情報交換してみると、やっぱりこの不整地ショートはともかく(そもそも普通の点数が望めないから)、整地ショートがやや厳しい。

どう考えても、今までの出したことの無い得点を、この種目で出さないと.............と思ったので、とにかく頑張ろうと、スタート。

相変わらず、出っ張りがあって、まあ下から見た感じだと、このラインが一番難しいところに見えるだろうというラインを通る。

スタートの合図とともに、漕いで、漕いで、直角に落ち込む感覚で飛び込むと、その場所だけ斜面が荒れていたりして「こらこら、誰だこんなところを荒らしたのは」と思ったけれど、滑り始めたものはしょうがないので、気合で滑っていき、私の人生で一番早く滑ったんじゃないか、と思われる感じでゴール。

目標としていた、無謀な得点は出なかったけれど、まあそれなりの得点で、ヨカッタ、ヨカッタ。

そんな感じで選手権決勝が終了。なんとなく点数が伸びていないので、ちょっと3日目に進めることができるのか不安があって、気分転換したかったこともあって、早めに撤収。

午後3時から開催される閉会式とその後の、全日本選手権への派遣選手の選考会の開会式.............閉会式には出られるけれど、選考会に出られるのか、ちょっと不安を抱えながら。

上位入賞者の発表とかあって、まあ私は千年経ってもカンケー無いので、ボンヤリとしていると、決勝の結果と、翌日の選考会の出場者リストが掲示される。

蟻が砂糖に群がるように、選手たちが集まっている間から、自分の成績を見ると、予選の順位とそれほど変わらず、ほんのチョッピリ落ちただけで、無事、選考会への資格を確保して、一安心。とりあえずよかったなぁ、と思いながら、選考会の選手会に出席。

その夜に、今度はキチンとローテーションを確認して、もうサドンデス方式で男女合わせて初日は600人以上いた選手も、選考会は150人弱まで減っているので、遅刻をしないように、どのリフトに乗って、どこにスキーの板を置いて、と考えて、翌日に備える。

選手権で一区切りがついて、ちょっと緊張感がなくなってしまい、気が抜けてはいるけれど、とにかく明日の選考会は順位というよりも、全日本選手権に出場することのできる可能性は、今の自分の実力からすれば皆無なので、どれだけ近づくことができるかだけを考えずに、思い切って滑るだけ。

順位とかは気にせずに、思い切って、思い切って、頑張る。

そんな思いを胸に、眠りにつく。

−−−

選考会(大会3日目)

選手権ではワンピなんて着て滑っていたけれど、本日は普通のウェアで滑ることにする。

早めにゲレンデに出て、不整地斜面がコースオープンしているので、ちょっと試走をしてみると、スタート付近は硬い整地バーンから、急にコブ斜面に入っていく感じで、その変わり目が上手く調整することができれば、なんとかなりそうな感じで。

第1種目「小回り(急斜面、整地)」

天気も良くて、気持ちの良い斜面状況の感じであるけれど、スタート位置からゲレンデが見えないような斜面設定で、谷底に突っ込んでいく感じであるけれど、まあそれは気合でカバーするとして。

人数も少なくなっているので、どんどん選手は降りていき、あっという間に自分が滑る順番になる。

とにかく、自分を信じてゴールにたどり着こうとココロに決めて、スタート位置に立つ。

この選考会に残ることができたことに、いろいろな人に感謝をしながら、スタートと合図とともに、ゲレンデに飛び込んでいく。

思ったより、滑りやすい斜面で.............と思ったのもつかの間、無用な気合と、色気で4ターン目に差し掛かったところで、ターン後半にテンションが溜まりすぎて、板があらぬ方向に抜けてしまう。

あっ、と思ったときには、軽い犬のシッコス状態に陥り、その感じで3ターンほどしてみるけれど、急斜面ではあるけれど、比較的簡単な部類に入るバーン状況で、見せ場の中盤で3ターンもテロンテロンの滑りでは、完全に失敗といえるわけで、ゴール後に思わず苦笑いをしてしまう私がいて。

まあしょうがないや、と大失敗した割には、最終日ということもあって楽観的。

周りの点数を見ていると、かなり悪い.............まあいいさ、しょうがないやと、次の種目へ向かう。なぜだかへらへらとしながら。

第2種目「大回り(急斜面、整地)」

この日は、順位とか気にせずに(少しは気になるけれど)、思い切って滑るだけなので、先日と同じイメージで滑ろうとスタート位置に立つ。

リフトから眺めたこのバーンの状況が、自分の選択しようと思っていたラインに、やや荒れた場所があるので、少々避けるラインとして、滑り降りることにする。

昨日は、とにかく早くゴールすることだけを思いつつ滑ったけれど、今回は小回り同様に色気をだして、滑ってみる。

滑り終わってゴール付近にたどりついたときには、まあイメージどおりに滑られたなぁ、と思ったけれど、点数は相変わらずそれなりで、まあ今年の私はこんなものか、と思ってみる。

第3種目「小回り(急斜面、不整地)」

朝一番で、一度試走をしたときに状況的に硬いバーンとなっていることが確認できたので、整地ショート用の板で滑ろうと思い、その板でスタート地点に到着してバーンを確認すると、沢山の選手が滑ったためか、コブが朝より深くなっていて、これじゃ整地用の板の硬さと長さでは、ちょっと無理と判断して、一度ゲレンデの下部まで戻って、急遽コブ用の板に履き替える。

時間的には、急げば余裕があるだろうと思いながら、履き替えに行ったのだけれども、板を変えて、乗ったリフトが強風で止まって(屍)

コラコラ、どうするんだい、と思っていると、直ぐに動き出してくれたので、ほっと一安心でスタート位置に到着。

朝はあんなに快晴だったのに、いつの間にかバーンが見えずらい状況で、なんだなんだ滑りにくいじゃないか、と思いつつも、昨シーズンの大会で、猛烈に不甲斐無い滑りをして、この場所に忘れてきたモノを取り戻すために、評価はともかく守りの滑りではなくて、自分なりに考えて、攻める滑りがしたかった。

そんな思いを胸に、後ろから後輩君に「気合っす」という応援をもらいながら、この3日間の最後の種目のバーンに飛び込んでいく。

今回はいろいろなことがあったなぁ、と思いながら。
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