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「新!技術選予選体験記2006......決勝(下)」

第三種目「小回り:急斜面(不整地)」


スタート順の遅かった私は、じっくり他の選手の滑りを見ることができた。

どのラインで、どんな滑りが評価されるのか。

どのラインで滑るときには、どこに注意をしなければならないのか。

自分の滑りと合うラインはどこなのだろうか。

いろいろと考えて、今回の作戦が決まった。

予選の不甲斐ない不整地での結果の汚名を晴らすべく、作戦を綿密に立てて。

さてと、スタート位置に行きますか、と板を履こうと......

板が無い(屍)


おや、さっき確認したときにはあったはずの場所に私の板が無い。

ゴール付近に置いてある全ての板を確認したけれど、私の板は何処にも無い。

そもそもサロモンを履いている選手が少ないので、無いことは明白。

パニック.......までは行かないけれど、どうしたら良いのか途方にくれる。

選択肢は、

「ロングの板で滑る説」

一応、自分の板だから慣れてはいる。けれど180センチとプレートの厚みを考えて、自分の実力を考えれば「無謀」の一言に尽きる。

もし万が一、曲がってしまったら、次の種目の総合滑降も滑ることができない。

却下。

「クラブの若手が板を貸してくれるそうだ説」

その板はフィッシャー。フィッシャーが悪いわけではないけれど、生まれてこの方、このメーカーの板を履いたのは300メートルほどしかない。

そして、ここ数年サロモン以外のスキーで滑った記憶なんて皆無に近い。

暖かい心遣いではあったが「絶対に滑られない自信があります」ということで。

却下。

「不整地欠場説」

悪くないアイデア(をい)

不整地を滑っても完璧な演技ができる可能性が低い私としては、「板が無くなって、不整地は泣く泣く欠場でした」なんて言い訳は、最高ではある(こらこら)

いやいや、そーじゃないだろうと思い直して、敵前逃亡はさすがの小心者の私でも選択枝のヒトツにはならない。


却下。
「鬼コーチの板を使用説」

メーカーはサロモン。しかし長さが155センチ。

まあコレが一番現実的か、と思いながらビンディングが合うかどうかが心配だった。

けれど、無理やり履けば一応はなんとかなりそう。

鬼コーチに「板貸して」と言い放ち、リフトで上がる。

ちょっと試しにコブに入ってみると、ろくにチューニングもしていなかった板は、バタバタでどうにもなりそうに無い。

困った、これは困った。

でもどうにかするしかない、とスタート位置で考えていると、鬼コーチから電話「板があった」と。

急いでコール地点まで戻って、板を履き替えたのですが。

さっき確認して、そんな場所に板が無かったことは明白な場所にあったり。

誰かが間違えて履いていって、気がついて戻してくれたんだろうなぁ、と思いながら、さっきまで考えていた作戦がアタマノナカから綺麗に無くなっていることに気がつく。

そんなこんなで滑り降りて、いつもの私の点数をもらい、まあしょうがないねぇ、と。



第四種目「総合滑降:総合斜面」


もう、本当に何も無い私。怖いものもない。

ゲレンデコンディションはかなり悪く、ボコボコな斜面になっているらしい。

職場を出るときに「怪我だけはダメ」と釘を刺されてきているので、少々弱気になる私。

けれど、弱気になるよりも普通に気分で滑ったほうが危険が少ないと思い直し、ゲレンデに飛び込む。

予定していた場所では、予想よりもゲレンデが荒れていて、リズム変化を入れることができず。

まあそれでも、今日はこんな感じですな、と全ての競技が終了する。

ああ、決勝ラウンドは厳しかったなぁ、という感想を残して。
| comments(0) | trackbacks(0) | by ともぞう とか めっく とか
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