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「新!技術選予選体験記2006......予選(下)」

第四種目「総合滑降:総合斜面」

JIROコースというゲレンデを使ったこの種目。このゲレンデが綺麗に整備されてからというものの、私の一番のお気に入りだった場所なので、結構楽しみだった。

斜度もそれなりにあって、コース幅もあるので気持ちよく滑られる。

お昼休み前にアップでこのコースを滑ったけれど、かなりいい感じのイメージだったし、私の鬼コーチがその滑りを見て

「もったいない、もったいない」

というものだから、何がもったいないのデスカ、と聞いたところ

「アンタにしては良い滑りだったから。本番で出れば......勿体無いなぁ、なんでそんな滑りをしちゃうかなぁ、練習で」

と褒めているのか、けなしているのか、意味不明なことを言われてみる。

前の種目が終了して、そのゲレンデに行くとかなり待ち時間がありそうで、日が翳ってきて気温が下がりつつあったので、ちょっとコーヒータイム。

暖かいコーヒーを飲んで、一息入れてゲレンデに向かう。

さっきまではゲレンデの半分くらいに日が当っていたのに、その頃には私が滑らなければならないゲレンデはすっぽり日陰になっている。

とりあえず、自分の順番が近づくまで日の当るところに座り込み、視界がいいときの滑りと、今とではかなり違うんだろうなぁ、と思いつつ。

それでも滑りにくい感じはなさそうなので、思いっきり行こうと考える。

滑りの構成も、前日から考えたものにすることも無く.......であったが、どうやらゲレンデのほうが荒れてしまっているらしい。

どうすっかなー、と考えても見るけれど、具体的な作戦があるわけでもなく、まあデタトコ勝負ってことで。

スタートの位置が少々思っていたより下だったので、スピードの乗りも悪いし、一番の見せ場になるはずの滑走ラインも.......とはいえ、まあテキトーに。

日陰のゲレンデに目を慣らして、よいしょっと、スタートしてスピードは出るだけ出してゴールしてみる。

読み上げられる点数は、これもまた良くも悪くなく。今日はこんなものだなぁ、と撤収。

鬼コーチと今日の反省をしながら宿に帰り着いて、ビデオを見ながら翌日の作戦を考える。

明日は一回も滑ったことの無いゲレンデでの競技なので、心配といえば心配なのだけれど、他の選手も条件は同じなんだろうと、自分を納得させる。

そうそう、この日に肩とか手とかが痛くて、前日はそんなに滑った記憶もないし、前日は練習よりも、休息の方が大事だから、とそんなに疲れるようなことはしていないはずなのに。

.......前日の夜にやった板のワキシングが原因か(屍)

そんなことで、前日とは行動パターンを変更して、ワキシングはしない、翌日の朝も早く起きない、というグータラスキーヤーになろうとココロに誓い寝る。



さて、二日目。

なんだか第一日目終了時点の暫定結果が早朝に発表されるらしいけど、中間結果ってあまり興味がなく見ないでいいや、と思っていてブーツを履いたりと準備をしている私に忍び寄る黒い影。

「中間発表は○○番でしたよ」と、ご丁寧に私の順位を報告してくれる方がいて、ああそうなんだと。

良くも悪くも無いという各種目の感想と同じ結果で、前日の夜に東京で出場している昔のクラブの後輩君から言われた「攻めなきゃ負けです」という言葉を胸に秘めて、少しでも順位を上げようと気合を入れる。

幸い、二日目の種目は、

 大回り:急斜面、整地
 小回り:急斜面、整地

なので、どちらかといえば急斜面の方が好きな私としては、攻めがいがあって。

ゲレンデにウオーミングアップに出掛ける。本番前の調整で、斜度は違うけれど整地のバーンを滑るのですが、大会前に思っていた「もう一味」がなんなのか、ということのヒントを感じることができた。

本番直前に微調整をすることが、結果を大きく左右するのですが、今回はこれが上手くいった感じがある。

第五種目「小回り:急斜面、整地」

どちらかといえば、ロングターンよりショートターンの方が苦手な私。感覚的にはショートの方が良いのですが、いつも結果はロングのほうが良かったりする。

急斜面とは言っても、距離もそれほど長くなく、斜度も某「氷山」と呼ばれるスキー場に比べれば緩いし、雪の状況も快適な感じなので、気分的に攻めていける感じ。

周りでは「カービング系で滑らないと点数が出ない。ワイドスタンスで......」とか言っているけれど、わたしゃそんなことは出来ないし、ベーシックな感じで滑ることをココロに決めていたので、自分を貫き通すことにする。

んが、

スタート位置の上部に板を外して座ってボンヤリとしているときに、シード選手のスタートの滑りが見えて、自分を貫き通すことを止める(をい)

だからといってカービングとかいうものではなくて、滑りの構成をちょっと変えてみたりする。

いいイメージをもらったので、気分よくスタート位置に立つ。

胸に入れたお守りに願いを込めて、斜面に「えいっ」と飛び込んでいく。

滑り降りて点数を見ると、やっと「それなり」の点数が出ていて、ほっと一安心。

でも周りの選手の得点次第で、この点数が良いものなのか、悪いものなのか、ということが決まるので、大きな喜びも無く。

次の種目に向かう。

第六種目「大回り:急斜面、整地」

どちらかといえば得意なロング。

けれど昨年までの地区とは違う場所に私は立っていて、出場しているわけで。

今までの評価が同じようにもらえるとは限らないので、攻める気持ちを忘れずに頑張らなくちゃ、って感じ。

他の選手が滑っているのをゴール地点から確認して、自分の戦略は決めてある。

滑ったこと無いバーンなので、どのくらいのスピードが出るのかが分からないけれど、まあ雪の状況も良いので、とにかく攻めてみる。

鬼コーチと相談して決めたスタート位置に立ち、スタートの合図とともにゴールを目指して出発。

距離が短いので「あっ」という間に終了して得点を見ると、見慣れない点数を表示させているジャッジが二人ほどいて。

おお、ああ、あわわ。

鬼コーチに「こんなことはめったに無いから、ビデオでちゃんと映しておいて」と言い放ち。

ラッキーだなぁ、と思いつつ競技終了。



競技が終了したの、速攻で宿に帰って着替えをして、帰る準備万端でお昼ご飯にする。

撮影したビデオを見ながら、もう少しこんな感じのほうが良かったかなぁ、などと反省をしながら時間は過ぎて、閉会式に突入。

終了後にリザルトを見ると........「うひひ」な順位があって、中間発表の順位から大幅にアップすることができたし、悪くない結果に少々満足を覚える。

けれど、実は大会は始まったばかりであって、今回は予選。

クラブの方に結果を報告すると「本番は決勝だからね。頑張って」と言われ。

浮かれる気分もソコソコに、本番で頑張ることが予選の結果が生きてくる。
その決勝は2週間後。

あまり時間はないけれど、上手く調整をして頑張らなくちゃ、と思ったりする。

しかし鬼コーチの読みがいつも以上に冴えた大会だったなぁ、と感心する次第。
| comments(0) | trackbacks(0) | by ともぞう とか めっく とか
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