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「技術選予選体験記4......プロローグ」
今シーズンは雪の降り始めが異常に早く、11月初めから滑り始めることができて。

それも人工雪と天然雪のコラボレーションであれば、まあ、あり得る話では無くもないが、11月2日からたんまりと天然雪で雪の上をスルスルと滑り降りることができて。

そのお陰で滑走日数は例年に比べれば、なかなか、これまたどうして。

私の今シーズンの最大のイベントとしたのが、1月31日から2月2日に実施された東京都スキー技術選手権大会。

11月から滑り始めたので、大会まで3ヶ月間、みっちり滑ることができた.........という訳でもない。

いや、滑っていたのであるが、滑れば滑るほど時間が足らなくなってくる感覚になって、大会近づくにつれて、本当はベーシックなトレーニングに後戻りしたい瞬間とかあったのに、どうしても実践的なトレーニングに勤しんでしまう。

小心者の証拠なのですかね。

−−−

昨シーズンの大会を振り返ると、予選当日のウォーミングアップ中に、大回りの最中に不整地に跳ね飛ばされて、肩から斜面に激突して、肩が前後左右に動かすと激痛が走るという、同じ「走る」のであれば、板が走ればいいのに(をい)、なんて状況になってしまって。

予選はなんとか参加したけれど、翌日の準決勝当日は、棄権するしかない状況となって、ヒトリ寂しく帰って行った記憶があるのです。

まあそれでも、怪我がなかったとしても、良い結果が出たとは思えず、まあ良い経験になったと思うわけでございました。はい。

−−−

そんな敵前逃亡の結果なので、「今年こそは.......」、なんて秘めたる闘志もあったのですが、自分の滑りのドコから手を付けたらよいのかが迷ってしまって。

夏の間のトレーニングにて、インラインスケートなるものをやっているときに、上手くアスファルトの坂道を降りられない私がソコにいて、どうしたら、他の皆さんの様に軽やかに滑られるのかと、ジッと上手い人達の滑りを、いつものアスファルトの坂道で観察してみたりした。

ある時に、超ワイドスタンスの滑りのヒトと、ナチュラルに近いワイドスタンスのヒトと滑っていて、どちらも脚の動きがとても素敵なことに気付いて。

最近では、スタンスは広くなくてはダメですな、みたいな風習があるけれども、実際のトコロは、そのヒトに合ったスタンスというのがあるのではないか、と思ってみたりした。

けれども流行モノが大好きな私のこと、ワイドスタンスに拘(こだわ)りたい、と思ってみたりして、トレーニングもしてみたけれど、やっぱりオカシイ。

上手くインラインが滑走しない。私がヘタッピだから、ワイドにするとダメという理由はもちろんあるのですが。

−−−

さて雪が降ってから、色々課題はあったのですが、一番にトレーニング中に考えたのは、
自分にとっての適正なスタンスを見つける

こと。

もう、ソレばっかり。

明けても暮れても、スタンスを色々と調整しつつ滑ってみるのですが、なかなか自分のスタンスって見つからない。

けれども、今シーズンは滑走時間が割合と取れたお陰もあって、2ヶ月も過ぎようとする、年明け頃には、なんとなく自分のスタンスが見極められつつあった。

ちなみにイメージ的には 閉脚 に近いイメージで滑ります。

その他の課題を差し置いても、これだけは決めておきたかったことなので、チト嬉しかった記憶もある。

ちなみにロングにしても、ショートにしてものお話である。

さて、自分の適正なスタンスが、なんとなく見えてきたけれども、その時点で既に大会まで3週間となっていて、その他の課題が山盛り、てんこ盛り。

困った、困ったとは思ってみるけれども、上手く調子が出れば、良い感じになっていたのは確かなのである。

大会の2週間前に大会会場である車山に行って、滑り方のイメージを作りに行って、今となっては全日本選手である同じクラブの若手と、プチキャンプを2人で行う。

色々な滑りを試しながら、ビデオで撮影して、二人して、あーでもない、こーでもない、と良いながら、ゲレンデでビデオを見て調整して、滑り方の方向性は見えてきていた。

これまで、上手いヒトと調整を一緒にする機会が無かったのであるが、今回滑ってみて、レベルの高いヒトと滑ることがこんなに有効なのか、と思ったことは無い。

これは大会の結果を大きく左右するとは、思ってもいなかったことである。
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「技術選予選体験記4......前夜〜大会開始直前」
大会前日。

午前中に仕事を切り上げて........いや、切り捨てて午後から大会会場にヒトリ向かう私。タイミングが良ければ、閉店間際のゲレンデを滑ることができるかなぁ、と思っていたのですが、そうは問屋が卸さなかったようで、スキー場に到着したのが午後5時。

まあ、無理して滑って昨年の二の舞になってもな、と思ったり。

滑るな、という神様のお告げだろうと思ったり。

今更滑っても、しょうがないだろ、という先祖の言い伝えであったり(なぞ)

宿に入って、調整の為、先に入っていたクラブの若手にゲレンデの状況を聞くと、
「とにかく寒かったっす」

と、ココロノナカで、そんなことは聞いてねーよ、とは思ってみるが、奴は全日本だ、上手く滑られるコツがそこにあるかも知れない、と無理に納得してみたりする。

まあ今更、ゲレンデが青氷だろうと、新雪だろうと、自分のチカラでどうにもならない限りは、聞いてもしょうがないしな。

前日に選手会と開会式があったりするので、夕食を食べて行けば丁度良い時間くらいでしょうと、改装したての綺麗なホテルに、我々二人というゴージャスな雰囲気に囲まれて。

クダラナイ話をしながら、時間は刻々と過ぎていく。

ふと時計を見るとその会が始まっている時間を過ぎている、そろそろ行きますかねぇ、などと出発して、会場に向かうけれど、選手と思われる人達が帰ってくることに気付いた。

もしかして.........と思って、会場に入ると人影は無し。もしかしなくてもその会は終わっていたり(屍)

なんか連絡事項とかあったらマズイよなぁ、と思いながら、出場しているスキー仲間に電話して、「ダメだよ開会式と選手会出ないと」と軽く叱られたりして、内容を確認した。

もちょっと真剣にやらなくちゃ、と思いつつ、前日の雪の状況にワックスが合っていないという若手の指摘から、急遽、雪温が低いものに対応できるワックスを滑走面に染み込ませる。

とりあえず準備は終了し、あとは本番を待つばかりの状態にして、風呂に入り、布団に入り、私にしては珍しく、特段寝付きも悪くなく、夜は更けていったのでありました。

−−−

翌日。

携帯電話のアラームに起こされて、窓のカーテンを開けると快晴の空が広がっている。

折角の大会なのだから、気分よく滑りたいよね、この快晴はラッキーだよね、と窓を開けると、とてつもなく寒い。

あらま、これはもしかしてゲレンデは
ザ! カチン・コチン

に凍っているのでは........と思って、やる気が失せる(こらこら)

若手と二人で板をゲレンデまで6セット移動させる。

一体何本足があるのだろうかという状況で、我々はムカデなんじゃろか、とも思う状態で。

一人3セット。ロング用、ショート用、不整地用で3セット。

昨年までは私の場合、1セットで総ての種目を滑っていたのですが、実力のない私のこと、アイテムに頼って滑るしか、点数を出すことは不可能ではないかと思ったのですが。

本当は、2セットにしようかとも思ったのですが、2週間前にミニキャンプをしたときに、若手に
「ロングはその168センチで滑るのですか。」

と聞かれて、そうね、スポーツマンは恐ろしいから、サイドカーブが浅いとスピード出るし、イヤだモノ、と答えたら、
「ダメです。もっと長い板は無いのですか。」

と言われてので、4年前くらいに使った、サロモンのセリー3Vがあるのです、それが176センチだけどな、もういい加減に張りも無くなっているし........とか言ってみたら、
「長ければ大丈夫ですよ。その方が絶対良いっす。」

と信じて良いのか不明なことを言ってくれる。まあ若者の言うことは信じよう、ということになって
急斜面大回りと総合滑降

 → サロモン セリー3V(99-00モデル) 176センチ R17

急斜面整地小回りと中斜面整地小回り(カービング要素)

 → サロモン デモ10 3V(02-03モデル) 160センチ R13

不整地小回り

 → サロモン エキップ3V(01-02モデル) 168センチ R15

という使い方になったりした。

しかし決めたは良かったけれど、複数の板を使いこなすことができるのか、そもそも私ってそんなに器用なのか、という疑問も残るが、まあ上手いヒトがいうのだから、信じてみようという気になった。

すれ違う知り合いに、おはようございます、調子はどうよ、とお決まりのセリフを吐きつつ、ブーツを履いて、板を抱えてリフトに乗って種目が開催されるゲレンデに向かう。

さて、始まるな。

あれから1年も経ったのだな。

どうなんだろうな。

私って少しでも上手くなったのかな。

自信は無いな。

でも昨シーズンにこの大会が終わってから、いっぱい滑ったものな。

との思いがアタマノナカに駆けめぐりながら、元気の出るドリンク剤を一気に飲み干して、さて行くかと気合いを.........入れません。

これまでの経験で、気合いを入れて良かった試しが無かったモノですから、自然体でね。

大会は、男子のエントリー約500名。

1日目は予選3種目。その合計得点で上位242名が準決勝に進める。

2日目は準決勝3種目。予選を含めた得点の上位121名が決勝に進める。

3日目は決勝。

私の目標としては、決勝進出 と 2桁の順位。

一緒に滑っている私の相棒に言わせれば、去年に比べれば上手くなってはいるが、昨年の順位では決勝にはほど遠く........ってな感じで。

運 と ツキ で滑れば、何とかならないことも無いだろう、と言う感じで。
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「技術選予選体験記4......予選」
予選 第1種目 急斜面整地 大回り

 (スポーツマンコース:スタート位置が低め)

いきなり、急斜面での大回り。

.........と言っても、この大会の場合、急斜面で無い種目は予選では無かったりする。

大会バーンを見ると、雪が今シーズンは多かったので、斜度は相変わらず無い。けれども、2週間前には無かった天然のウェーブが左半分にコンニチハ、している。

聞いてないよな。

さて、どうするかなぁ、と思ってみるけれど、試しに滑らせてくれる訳でもないので、スタート位置も少々低いので、漕いで、漕いで、漕いで、1ターン目が終わったときには、その 出っ張り を過ぎ去ってしまえば良いのではないかとのコースレイアウトとした。

選手が集まってきて、インライン等でお世話になっている知り合いに「おはようございます」と挨拶をして、スタートに備える私。

目の前にある黒い3Vは、とりあえず、かなり柔らかい部類に入る。この柔らかさが、元々の板の柔らかさなのか、板の張りが無くなってそうなっているのかは不明ではあるが、所詮、私なぞ新しい板を履いたからといって、点数が変わるモノでもなかろうとも思ってみる。

とにかく原因はさておき しなり が出るこの板なのだから、まっすぐ直滑降で降りるつもりで板を踏んでいけば丁度良いくらいではないかなぁ、と思った。

私の前のヒトが滑り、微かにジャッジの点数が聞こえてくる。

.........厳しい。

チト不安な考えが過ぎる。

しかし、この2週間ほど、寝ているときも起きているときも、この1本目のこの瞬間を何度もシミュレーションした、その場面が、もう目前となっている。

不安もあるが、やっとこの瞬間を迎えられたという嬉しさの方が大きい。

さてと、私の順番ですな、と思い、どこかの本に書いてあった、
ニンゲンは笑顔の時が一番リラックスした状態で、最大のチカラを発揮できる

という言葉を信じて、なにも面白いこともないのに、突然 笑顔 を作っている私。

多分、他の選手が見ていたら、ついに急斜面に恐れをなして、逝っちゃった?なんて思われたに違いないが、まあソレも良しとしよう。それに誰も見ていないだろうし。

スターター役の役員の 「スタートどうそ」 という声を聞いて、ミニキャンプを張ったときに若手君に教えてもらった、スタートの方法で漕いで、漕いで、また漕いでスタート。

あとは、あんまり覚えていたいけれど、3ターンくらいでゴールした記憶がある。

点数が読み上げられるが..........なんだかイマイチな点数。

これは今年もダメかもね、と思って他の選手を見ているが、思ったほど点数が伸びていない。まあそんなに悪くもないか、と気持ちを切り換えて次の種目に向かう。

−−−
予選 2種目 総合滑降

 (ビーナスコース:気持ちスタート位置が下)

このコースを滑ったのは、今シーズン2回。

コロコロ(雪の固まり)が多くて、まともに滑られた記憶が無い。

今日はどんな感じなのかな、と思ってゲレンデを見ようとするが、目の前にあるのは空中ばかりで、ゲレンデなんてマッタク見えない。

見えるゴールは遙か彼方。

ここで滑らせるっていうもの、どうかと思うね、ホントに、などと誰に言うまでもない不満を考えながら、どう滑るかな、と頭を悩ます。

谷底に飛び込んでいくようにスタートして、大きく3つ、中くらいを2つ、最後に大きく2つくらいで良いのではないか、と思って。

他の選手の滑りを見ていると、ホントに皆さんオカシイですよ、目の前は空中だというのに、ガンガン漕いでスタートして出ていくのですから。

さてと私。

天気も良くて、ちょうどスタート位置が風が通りすぎないために、そんなに待ち時間も苦しくなく、良い感じ。

ロングと同じように、板を横に向けないように、という注意点だけアタマノナカに思い浮かべながら、スタートする。

漕いで、漕いで、また漕いで、奈落の底が見え始めて、ターンを開始した。

..........までは感覚的に悪いものでは無かったけれど、やっぱり居ましたよ コロコロ が。

ズダダっとターン後半で落とされ気味になりつつ、チトまずいなこりゃ、と思って。

無理矢理、中回りを入れて、ゴールまで持ち込む。

得点..........これまた伸びず。

まあそれでも、他の選手も同じなのかなぁ、と甘い考えを思っているけれど、世の中そんなに甘くもなく、ちょっち暗雲漂う感じがする。

それでもまあ、悪い方では無いな、と思いながら次の種目の小回りに向かうため、一旦ゲレンデを降りて、板を履き替える。

休憩なんかもあったりしたので、出発前に仕入れてきたバナナを同じクラブの若者と食べながら、午前中の反省。

総合滑降で、点数が伸び悩んだ若者は、
「僕、バナナ好きなんですよねー」

などと言いながら、1本、2本、3本.........凄いな、若者よ。若いって素晴らしいな、学生って素晴らしいな、と思ったりする。

しかし、食べ終わると
「食い過ぎたー、腹痛いー」

とか言っているし、ウチラ選手なんだから、もう少し考えろよ、と言ってみるが、「えへへ」と笑顔で答えられて終了。

まあいいか。

−−−
予選 3種目 急斜面整地 小回り

 (スポーツマンコース:スタートやや下)

さて、ここまでの種目を、小さなミスはあるものの、無難にこなしてきて。

今シーズンに1ヶ月かけてトレーニングした、苦手種目のショート。それでも最近では調子が良くなってきて、ノミのような自信はあったりもした。

スタート位置も低くて、距離も大したことの無く、コース状況も、それほど激しいモノでは無い。

過去の大会で、この種目は全くダメなんですよね、でも今回ばかりは積極的に滑ってみるもんね、とココロノナカで思ってみる。これが裏目に出ることも知らず。

昼食前に、コース整備のために、小回りのコースを横滑りで降りることが出来たので、コースコンディションは、だいたい分かったつもりで。

さて、種目が始まって、皆さん、この斜面が怖くないのですか、という思いで見ながら、観察しているうちに、私の順番が近づいてきた。

これまでの3回の大会は、
転ばないように滑る

とか
完走すればOK

なんて気持ちだったけれど、今回の私、気合いを入れて、攻めてみます、と飛び込む急斜面へ。

コース整備をしたときに、思いのほか雪が柔らかかったので、スピードのレンジを上げるために、2ターンほどあまり踏まずにスタートする。

さて、ここから板を踏んでいこうかな、と思いながら、

アレ?

ちょっち板が踏めませんが、

オヤ?

板が踏めないどころか、スピードが限界を越えているようですが、

もしもし?

終わってしまったのですが。

やっちゃいました私。
大暴走。

ビバ!逆噴射。

ターンも何もあったものでは無く、滑り終わった瞬間に 「やっちゃった」 という言葉がアタマノナカをコダマして、滑りの感覚が走馬燈のように.......。

遠くから聞こえてくるジャッジの点数は、大会の終了を意味するような点数。

終わっちまったなぁ(遠い目)

と思いながら、トボトボと帰り支度をする。

若者に
「大丈夫っすよ。全然問題ないっすよ。」

と慰められ。
「凹んだときには。ちょっと休憩した方がいいっすよ。あっクレープが僕食べたい」

と、何が問題ないのか全く不明であるし、この際クレープは関係ないと思うのだが、何年ぶりかで、私もクレープを食べてみる。

準決勝へは多分大丈夫だと思うのですが、作戦として、初日に決勝進出できる順位をキープしておき、更には準決勝の種目の不整地小回りで、多分私は必ず得点が悪いと思うので、その分のアドバンテージが欲しかったのに。

終わったなぁ(遠い目)

宿に帰ってみたものの、気が晴れる訳でもなく、結果発表まで長いなぁ、と思って、禁断の ヤケ酒用のビール に手が伸びる。もういいや、と投げやり状態で、夜ご飯も食べる前から、グビグビと飲んでしまう。

ほろ酔い加減になる頃に、やっと気持ちも晴れてきて、まあいっか、という気持ちになる。結果発表は午後8時。けれども発表直後に行く気もしない。

若者に、ヒトリで行って私の分も見てきておくれ、まあ見る間でもないけれどね、あははー、などとかなり選手とは思えない状態になっている。9時に近づくという時に、若者が 「一緒に行きましょうよぉ」 と言うので、そうだな、自分で見るのが良いな、と思い、結果の会場に出掛ける。

大会本部に行って、さてとりあえず、準決勝の出場リストに、私の名前はありますか、と見ると、
あった、私のゼッケンと名前が

..........ちとウレシ。

さて問題の順位、
あっ、決勝圏内だ(喜)

いやはや、良かった、良かったと思いながら、若者を見ると、全日本圏内まであとチョットということで、「ちょーうれしー」 を連発している。

私も嬉しかったが、まあ嬉しがるのは若者の特権としておこう。

とりあえず、種目別に言えば、急斜面大回りは思いの外順位が良くて、40位台。

ちと失敗した総合滑降は、案の定で、100飛び台。まあココまでは予想の範囲内であるし、コレまでの私の成績からすれば、「ちょー上出来」の部類であるだろう。

さてやっちまった急斜面整地小回りですが、300位台半ば(屍)

いつもの私の順位といえばソレまでなのですが。

「もう少しは上手く滑られるのに」と思ってみた瞬間もありましたが、これも実力のウチなのだろうと思って。

失敗するのも実力。

とにかく、明日の準決勝はガンバロウな、と若者の二人で誓い合うのした。いやはや。

| comments(0) | trackbacks(0) | by ともぞう
「技術選予選体験記4......準決勝」
翌日の朝。

適度なアルコールが良かったのか、寝付きも、寝起きも良くて、ぱっちりと目が覚める。今日の天気はどうですか、とカーテンを開けると、ソコに広がる快晴の空。

前日と同じように支度をして、ゲレンデに立ち、リフトに乗って中斜面を軽くアップしようとリフトに乗る。
なんだか寒い

..........あっ、インナー一枚着てくるのを忘れた(屍)

もう最悪。寒くてタマラン。

そして会う友達等が
「何したのショート。」

とか、
「ビデオで見たら、階段を 2段飛ばし で降りているみたいだったよ。」

とか、痛いところをズバズバと突いてくる。

まあコレも実力なんだよね、と再度思ってみたりする。

いろいろな先行き不安を感じつつ、競技が開始されるのでした。

−−−
準決勝 1種目目 急斜面整地 大回り

 (スポーツマン:上部から)

昨年は怪我で出られなかった準決勝なので、ちょっち嬉しかったりする私。けれども、準決勝の大回りのバーンを見て、なんなんだここは、と思うことしばし。

まず、スタート位置から斜面が見えません。予選のスタート位置よりも数段上からのスタート。

空中と、ゴール付近のみしか見えない。

なんだよこれは。

トレーニングの時でも、こんなトコロから滑ったことはないぞ。

などと思いつくがままに、苦言をアタマノナカに並べてみる。

しかし、だからといって、コースが柔らかくなったりとか、急斜面では無くなったりとか、そんなことは無いのであろう(アタリマエです)

ちくしょー、こーなったら漕いでヤルっ、と意味不明な考えが思い浮かび、見えない先がアイスバーンとかだったら、どうするのか、という疑問もないまま、スタートしてみる。

結構、グリップ感は悪くないね、と思いながら、3ターン半くらいでゴール。

毎度、このバーンは短い..........っていうか、さすがにマズイのか、これは。

ジャッジの点数を見てみると、微妙にイマイチな点数。

昨日に比較すればかなり悪い。困ったな、参ったな。

しかし、そんな困ったとか言っている場合ではないことに気付いて、次の種目のコースに行く。

−−−
準決勝 中斜面不整地 小回り

 (ビーナスコース:下部)

鬼門。

不整地という言葉は、私の鬼門。今シーズンは、不整地のトレーニングを2本しかしていない。それもその2本とも完走できずにいる。

多分、コブの数にして15コブ程度であろうか、そんな状況ということである。

だから、予選でこの種目をカバーできるような得点にしておきたかったのに、整地小回りが 逆噴射 してしまっては、どうしようもない。

まあ救いがあるとすれば、中斜面ということくらいか。

コースに行って、バーン状況を確認すると、前日まで無かったところにコブのラインが出来ている。けれども後半はほぼ整地の状態。

女子が滑るのを見ていると転倒者もいたりして、見た目よりハードなのですかね、と思ったりする。

入念にラインを選ぶ。

見えた、私の滑るラインが。

けれどもそのラインで、果たして点数ができるかが不安。

うーん、と思っていると、そのラインを選択した選手がいたりして...........さて得点は、と耳を澄ますと、得点が伸びている。決めた。そのラインで決定。

ちなみに解説すると、コブの頭だけを狙って、えぐれている溝には絶対に落ちないというライン。つまり、コブの頭で整地をイメージして滑ってみるというもの。

狙うラインは1メーターも無いので、滑りはともかく、ライン取りだけを考えてスタートする。
をりゃ、どりゃ、こなくそー

と降りていき、一番狭いところもなんとか狙えて、ゴールまで辿り着く。

点数を聞くと、まあそんなに悪く無さそう。でも、とりあえず転倒せずに降りられたことと、人並みに点数が出たことに、素直に喜んでみる。

とりあえず、無難にここまでは種目をこなすことが出来た。

しかし、前日の醜態が思い出される、あれはそう3種目目のことだった。ここで気を引き締めようと、3種目目のコースに向かう。

−−−
準決勝 総合滑降

 (ビーナスコース:上から下まで)

昨日のスタート位置より更に上からスタート。

ゴールは遙か向こうで、更に山の山頂から麓を見ているような感じ。ジャッジマンなんかは、米粒ほど。

なんなんだここは。

こんな斜面しか無いのか、というまたしても、そんな思いしか浮かばない。

昨日に、コロコロにやられたので、今回はコロコロにやられないように、慎重にスタートすることを思ってみるが、目の前は空中。

まあそれでも、選手達は漕いで、漕いで、また漕いで出ていくので、困ったモノですわな。

それでは私も負けじと、そうしましょうと、スタートする。

漕ぐ。

漕ぐ。

漕ぐ。

うーん、もう止めよう。

と思いながら、これまた奈落の底に落ちていくような感覚で、あっという間にゴールにたどりつく。

得点の発表を聞きながら、2日目は無難にこなせたなぁ、けれど、イマイチ得点が伸びないなぁ、順位が気になるなぁ、なんだか順位が落ちたような気がする。困ったなぁ。

などと思ってみるが、終わったモノはしょうがない。早々に宿に帰って、前日同様にビールを飲み始める。

午後9時近くになって、そろそろ結果発表の場所の人混みも少なくなってきたでしょな、とちょっちドキドキしながら、本部に向かう。

張り出されている紙を見ようとするが、明日の出場リストを先に見るか、順位を先に見るか。

とりあえず、今回の目標の決勝出場を先に確認したくて、出場リストに目を向ける。

.........

.........

あった(喜)

嬉しい。初めてだな。

嬉しい。やっと出場できたな。

さてと順位は、

.........

.........

.........

20人くらい、まくった。わーい。

これまた目標に手が届いて、嬉しいこっちゃ。

とりあえず、種目別では急斜面整地大回りが60位台。

そして中斜面不整地小回りが予想外の順位で、これまた60位台。

総合滑降は、まあ前日よりも順位を上げて80位台となった訳で。

準決勝順位は60位台と、無難に滑って、あまり達成感はないものの、予想外に良い成績が出ていてビックリ。総合でも80位台まで順位が上がっていて、これまたビックリ。

いやはや偶然なのか、なんなのか不明でありますが、とりあえずハッピーな気持ちで帰ろうかなと思ったら、うちのクラブの若者が 「すげー、オレ、全日本の順位だよ、ちょーうれしー」 と狂っている。

まあ若いって羨ましいな、上手いって羨ましいなと思いつつ、宿に帰って決勝に備えるウチラ。
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「技術選予選体験記4......決勝〜エピローグ」
決勝の日。

出場選手でゼッケンを付けている選手を見回すと、有名選手が多い。シアワセだなぁ、楽しいなぁ、嬉しいなぁ、と思いながら最初の種目に向かう。

−−−
決勝 1種目 急斜面不整地 小回り

 (ビーナスコース:上部)

嬉しい、楽しい、とかノー天気に言っている場合では無いことに気が付く私。そういえば、前日の不整地が中斜面だからなんとかなったようなモノであるが、決勝は急斜面。

バーン状況を見に行くと、滑り出しは浅いコブ、そして中間に昨日の不整地のコブが更に深くなって存在して、という感じ。

どこを滑ろうか.........と考えるのではなく、昨日に通ったラインを見つけることが出来れば、そのラインに向かって、急斜面を駆け下りるという作戦。これしかないな。

死にたくないしな(こらこら)

前日と同様に、ラインだけ外さないように心掛けて滑る。

スタートして、順調に降りていき、2度ほど無理矢理ラインを守ったような気がしたが、まあジャッジマンよ許せ(をい)

前日と同様に無難に滑り降りられて、チト満足。

−−−
決勝 2種目 急斜面整地 大回り

 (ビーナスコース:上部)

あんまり記憶がない種目。

結構待ち時間とかあって、知り合いと喋っていたら、ちと緊張感が抜けた。

私が滑るときに太陽を雲が隠してしまい、急斜面なんだか、どうなんだかよく分からないところを落下してみた。

まあこんな感覚では得点も伸びるはずもなく、ゴールエリアで立ちつくす私。まあいいさ。

−−−
決勝 3種目 中斜面整地 小回り−カービング要素

 (ビーナスコース:下部)

俗に言うカービング小回り。

誰だ、こんな種目を考え出したのは、と。

文句ばかりになるのです私。というか、こんな種目があるのは知っていたのだけれど、そもそも決勝まで残ることが出来るのか不明だったから、練習を3本ほどしかしていない。

まあ、とりあえず、 ノリ で滑ってみましょうか。

作戦を考えることもなく、とにかく漕いで、スピードを出すことのみを命とする。

結果 → よくワカラン。

−−−

ということで、決勝も終了。準決勝は「決勝に行きたい、決勝の種目を滑ってみたい」というモチベーションの高さがあったのですが、決勝は目標達成の安堵感から、ちと気合いが抜けた感じ。

あと、決勝なりの滑り方というものの理解が少々足りなかった私。

上位選手の旨さを身近で感じられて良かった。

まあ決勝の成績は芳しくなく、不整地小回りが60位台で、一番に苦手な種目が決勝の種目の中では一番良かったりして、整地大回りは100飛び台で、カービング小回りは80位台と言う結果。

決勝だけで90位台になり、総合順位も前日の80位台から7人ほど抜かれて、90位台まで落ち込む。

けれども、目標であった2桁順位は維持できて、満足といえば、満足。いやはや正直言って、決勝まで滑るのって疲れますね、ホント。

−−−

さて、とりあえず今年の一番のイベントが終了して、ほっと一息。

シーズンに入ってから、この大会を目標に頑張ってきたから、ちょっと気が抜けたわけで。

まあそれでも目標は達成できたので、心地よい気の抜け方ではあるけれども。

過去を振り返ると、3年前の初出場の大会では、300位の半ばくらいの順位であった私。性懲りもなく毎年出場することで、今年は決勝進出することが出来ました。

初出場で自分の不甲斐なさに愕然とした時から3年が経ち、少しは滑られる自分が居て。

初出場の時に、決勝の選手って、凄く上手く見えて、アノ場所に立つことが出来たら嬉しいだろうなぁ、なんて漠然と思っていたあの頃。

スキー仲間に支えられて、ココまでこられたな、と思っています。

一緒に二人でミニキャンプをした、クラブの若者が全日本に出場することは嬉しいし、一緒に滑って貰えたことで、自分のモチベーションにかなりプラスになった。

移籍を受け入れてくれたクラブにも少しは恩返しが出来るかなと思う今日この頃。

そして、私の鬼コーチに感謝して。

来年は、今年の成績が偶然かどうかが試される訳なので、またイチからトレーニングに励んでいこうとココロに誓う私。



教訓 : 雪の上にも3年


初出場から3年も経てば、何とかなるものだな、と思う今日この頃。
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