「新!技術選予選体験記2006.......プロローグ」
今シーズンから所属県連を移籍しましたので、この駄文のタイトルを変更しました......というか「新!」というのを付けました。

「だからなんだ」とかのツッコミはノンノンでお願いいたします。書いている私も意味不明でありますから(をい)

−−−

さて大会の説明オバ。

私が参加することとなった愛知県スキー技術選手権大会は、これまで参加してきた東京都とは風味がチト違い。

まず、予選と決勝の2ステージに分かれていて、その予選は決勝は別の週末に行われるという、サラリーマンスキーヤーには厳しいような、厳しくないような日程。

予選は前年度の上位25位まではシードされていて、滑っても順位にはカウントされずに決勝のラウンドに駒を進めることができる。ノンシードの選手で予選は競い合い、上位80位までが決勝ラウンドの出場権を得ることができる。

つまり、当然のようにノンシードの私は上位80位までに入らないと「ハイ終了!」となってしまう訳で。

昨年までの大会であれば、だいたい自分の調子でどのくらいの順位まで狙うことができそうか、感覚的に分かっていたので、なんとなく結果に対する予想が付きやすく、比較的競技に集中することができたりした。

けれど、今回の場合は、大会のレベルとか観点とか、まったく分からないために、良くも悪くも心配事が多くて。

とにかく、次のステージに立つことを目標に頑張りたいなぁ、と前日あたりは思っていた。

決勝の説明は、そのラウンドに進むことができたら書きます。

−−−

さて、今年の道具の話。

一番重要なスキー。相変わらずメーカーはサロモン。他のメーカーでも良いのだけれども、乗りなれたこのメーカーの風味に馴染みすぎていて、いまさら冒険をする気にもなれず。

ショートターンで使用したのは、昨シーズンの小さなローカル技術選で優勝したときにもらった、昨シーズンモデルのデモタイプ。長さは165センチと、昨シーズン使用していたショート用が155センチなのでプラス10センチ。

滑りの落差と不用意な失敗を無くすために、この長さが丁度良いと。

ロングターンで使用したのは、これまた昨シーズンモデルのGS用のタイプ。長さは180センチと、これまた昨シーズン使用していたモデルが176センチだったことを考えると、プラス4センチ。
けれど、滑ってみたところ185センチでも良かったなぁ、とチョッピリ後悔していたりする。

純粋なGSモデルを買うなんて初めてだな、と思いつつ、扱いやすくて滑りやすくて。

ちなみに不整地用も用意をしていたのですが、結局使用せず。理由は.......相変わらず「なんとなく」だ(をい)

そして今年は、メットにゴーグルも新調した。

ウェアの方は、新調して上をミドルジャケットで滑ろうと、シーズン前から考えていたのですが、どうにもビデオに撮ると見栄えがしないような感じがして、普通のジャケットにするかどうかで、当日まで悩んでしまった私。

「あしゅら男爵」(古っ)のように右左が違うタイプで滑れば、右ターンと左ターンでジャッジの皆さんに楽しんでいただけるのはないかと思ったり.......するわけが無く(をい)

まあとにかく悩みましたわ。

でも、大会前週の調整でビデオを撮って見比べた結果、同じニンゲンが滑っているのにも関わらず、ミドルジャケットの方で滑ったほうが「しょぼく」見えてしまうことに気がついて。

鬼コーチと相談した結果、普段滑っているジャケットで滑るほうが雰囲気が良いという結果になりました。

とりあえず、道具は自分のレベルと財政状況と、もろもろを考えて一番の状況にしたと思います。

あとは自分が上手く滑ることができればOKなのですが、それが一番難しいことは誰でも知っているという訳です。

−−−

さて、その滑りの話。

技術に乏しく、サンデースキーヤーの私は滑走日数もそれほど多くなく、もうコレは作戦で勝負するしかなく。

今年は.......と書きたいのだけれども、とりあえずコレを書いている段階では予選が終了して、後日に決勝ラウンドが控えている状況なので、ソレが終了したら書こうと思ったり。

昨年の東京での大会が終了してから、今年の大会に向けてトレーニングを開始したのですが、思いもよらぬ「引越し」なんていうものがあって、出場連盟が変わってしまったことで、昨年から考えていた作戦が成功するのか、例年にも増して心配であったりした。

2月くらいからそれまで練習してきた自分の滑りを崩し始めて、4月くらいにはもう目茶目茶な状態であったけれど、僅かな夏のインライントレーニングから、今シーズンのシーズンイン、そして大会に向けた鬼コーチとのトレーニングの中で、なんとかイメージに近いものが出来上がるようになってきた。

しかし、ビデオで滑りを見ると「もう一味」というところが足りないような気がして、その一味が何であるのかが分からなかった。

大会前日も開催されるスキー場で練習をしていたのですが、どうにも「もう一味」が出せず、不安は強まる一方で、例年は1月に入ると「考えすぎ」と「疲れ」から一度は調子を落とすのだけれども、今年に限っては滑走量の少なさから来るものなのか、大会に慣れてきて「アキラメ」が出てきたのか、これまでとは違う地域の大会ということなのか、理由は不明なのだけれど、とりあえず調子が良い状況が続いてきた。

その「もう一味」は自分の思い過ごしかもしれない、と前日に撮影したビデオを確認しつつ、滑るときに気をつけなくてはならない部分を確認する。

知らない宿に、面識の無いヒトがチラホラといるクラブのメンバーと一緒に、翌日に備えて布団に入る.....と言いたいところであるが、宿の土間で他のクラブのメンバーも含めてすごい勢いで板のワクシングをしている。

うちのクラブの若手も汗をかきながら、作業に没頭しているのを見て、私も久しぶりにワクシングの真似事でもしてみようかと、一応持ってきたワックス用具を手に作業に入る。

しかし、付け焼刃でそんなことをしても上手くできるはずも無く、横でプロらしきヒトが作業を終わった板と自分の板のソールを比べてみると、プロが滑走計数(そんな言葉があるとしたら)が「+10」とすれば、私のそれは「−5」くらいの感触で(屍)

まあ、日頃はワックスを塗りっぱなしで、剥がさずに滑っているような私からすれば、剥がしてブラッシングをしただけでも完璧だ(そんな訳がない>私)

まあとにかく、そんな感じで夜は更けていき、布団に入る.......とはならず。

クラブの若手が「明日の朝、朝飯前にアップしませんか」とお誘い。新参者の私が断る理由も無く、軽々しく「いいよ」なんて行ったものだから、早起き決定で大会に突入することとなる。
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「新!技術選予選体験記2006......予選(上)」
大会当日。

本日は、

 大回り:中斜面、整地
 小回り:中斜面、整地
 小回り:急斜面、不整地
 総合滑降:総合斜面

という成り行き。総合滑降と不整地ショートは、勝手に2日目だと思っていたので、前日に不整地の練習をあわててしたという感じ。

まあ、今年も始まりますなぁ、と思いながら早起きして、若者と一緒に散歩して、気分を盛り上げて準備をする。

宿がスキー場から若干離れているため、スキー場まで自分のクルマで移動して、スキーの板とブーツ等を下ろして、クルマを駐車場に入れて準備万端.......と思ったら、

ゼッケンを忘れる私(屍)

バカだねぇ、と再度クルマに乗り込んで宿に帰る。時間は十分に余裕があったので、それほど慌てることもないのだけれど、今大会の先行きを占うかのような出来事に意気消沈。

まあ私らしくていいや、って感じで。

さて、開会式、選手会と滞りなく進んで、カラダを暖めるために何本か滑って大会が始まった。

第一種目「小回り:中斜面、整地」


昨年まで出場していた大会には、中斜面という設定が1種目しかなく、そしてその中斜面の種目が毎年「鬼門」になっていた私。

今年の大会を想定して、結構中斜面を滑ったのだけれども、どうにも「一味」が出せず、もしかしたらアレかなぁ、というのもあったけれど、鬼コーチから「それはダメです」とキツク言われていたので、淡々とした滑りに徹する。

昨年までのスキー場に比べれば、風も少なく、寒さも厳しくは無いので、環境は悪くない。

ゲレンデの状況も某「氷山」のような感じではなく、どちらかといえば柔らかいバーン状況で。

種目が行われるコートの上に立ち、さあ競技開始だ、とスタートを待つ私。

環境が変わったためか、雰囲気が違うためか、知り合いがコレまでに比べて少ないためか、緊張はしなくなったなぁ、と思いながら座って周りの選手を眺めている。

自分の順番が近づくにつれて、そろそろカラダを暖めなくては、と立ち上がり、板を履いて準備を整える。

滑りの作戦に変更は無く、上手く作戦が当るといいなぁ、と思いながら........と考えていると「ドキドキ」と胸が高鳴り始める。

案外、緊張しているかもね、なんて思いながら自分の順番が回ってきてスタートの合図とともに、コートに飛び出す。

滑り終わって点数を見ると.......「微妙」。

悪くはないとは思うけれど、もう少し欲しかったなぁ、と思うけれど、初めて出場する大会だし、小心者の私としては比較的上手く滑られた(と思う)。


第二種目「小回り:急斜面、不整地」


ちょっぴり練習不足なこの種目。もちろん十分に練習ができた種目なんてないのだけれども、自分の実力からすると、やはり練習不足。

しかし、

昔とはちょっと違い、不整地種目に対する恐怖心というか、極端な苦手意識は無い。

他の選手の滑りを見ながら、どのラインを滑ろうか.......というか、前日に降った雪のおかげで大半のコブは消えてしまい、一本だけラインがあるだけ。

まあ、そこを通るしかないだろうなぁ、と思いつつアップがてら、コブのラインを2〜3本滑ってみる。

調子が良いとか、悪いとか、コブの滑りに関しては特に無いというか、いつでも調子が悪い感じなので(屍)

まあ、とにかく上手そうに見えるイメージを大切に滑ろうとココロに誓う。

天気のほうは太陽がときおり雲に隠れる感じで、自分が滑るときに晴れて視界が良ければいいのに、と思ったけれど、なかなか希望通りにはならず、私のスタートする頃には日が翳ってしまった。

とにかく滑ってみよう.......「そろり」とスタートするが、コレが失敗。

「あたっ、おたっ、れ、れ、れ」という感じで、ゴールまでたどり着き、イメージしていた滑りとはかけ離れたものとなってしまう。

当然のように点数は見たくないような状況だったけれど、まだ2種目しか滑っていないから、まあいいさとテキトーに考える。

そしてお昼休み休憩。

食欲はあまり無いけれど、睡眠欲が旺盛で。なれない早起きなんかするものだから眠くて、眠くて、レストランで鬼コーチに「10分経ったら起こしてください」とお願いして寝る私。

そして起床&スッキリ。

午前中の冴えない滑りのイメージを忘れて、午後の大回り種目への気持ちの切り替えができた。


第三種目「大回り:中斜面、整地」

中斜面で大回り。

中斜面で大回り。

中斜面で大回り。

.......何をアピールすればいいのやら、という感じで作戦が立てにくい種目。

距離が短く、斜度も無い。もちろんスピードも出さないと出ないので難しい。挙句の果てに、雪が緩い。

さてどうしたものか、とスタート順が遅い私は、他の選手の滑りをチェックするけれど、結局何が良いのかサッパリ分からず。

とにかく滑ってみますか、と自分の順番がくるまで、相変わらず板を外して座って待つ。

ここまで来たら考える必要もなく、他人の滑りを真似できるほど上手くもない私は、昨年からイメージしている大回りが出来るかどうかを心配する。

滑走中に意識しなくてはならない点を確認して、近づいてくるスタートに備えて準備運動でもしてみる。

自分の順番が来て、自分が決めたラインが滑られる位置に立つ。

スタートの合図とともに滑ってみるけれど、中斜面のショートと同様に、自分の中ではそれほど手ごたえがある滑りができず、点数を見ても、まあ悪くも無く、良くも無く、という感じだった。
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「新!技術選予選体験記2006......予選(下)」

第四種目「総合滑降:総合斜面」

JIROコースというゲレンデを使ったこの種目。このゲレンデが綺麗に整備されてからというものの、私の一番のお気に入りだった場所なので、結構楽しみだった。

斜度もそれなりにあって、コース幅もあるので気持ちよく滑られる。

お昼休み前にアップでこのコースを滑ったけれど、かなりいい感じのイメージだったし、私の鬼コーチがその滑りを見て

「もったいない、もったいない」

というものだから、何がもったいないのデスカ、と聞いたところ

「アンタにしては良い滑りだったから。本番で出れば......勿体無いなぁ、なんでそんな滑りをしちゃうかなぁ、練習で」

と褒めているのか、けなしているのか、意味不明なことを言われてみる。

前の種目が終了して、そのゲレンデに行くとかなり待ち時間がありそうで、日が翳ってきて気温が下がりつつあったので、ちょっとコーヒータイム。

暖かいコーヒーを飲んで、一息入れてゲレンデに向かう。

さっきまではゲレンデの半分くらいに日が当っていたのに、その頃には私が滑らなければならないゲレンデはすっぽり日陰になっている。

とりあえず、自分の順番が近づくまで日の当るところに座り込み、視界がいいときの滑りと、今とではかなり違うんだろうなぁ、と思いつつ。

それでも滑りにくい感じはなさそうなので、思いっきり行こうと考える。

滑りの構成も、前日から考えたものにすることも無く.......であったが、どうやらゲレンデのほうが荒れてしまっているらしい。

どうすっかなー、と考えても見るけれど、具体的な作戦があるわけでもなく、まあデタトコ勝負ってことで。

スタートの位置が少々思っていたより下だったので、スピードの乗りも悪いし、一番の見せ場になるはずの滑走ラインも.......とはいえ、まあテキトーに。

日陰のゲレンデに目を慣らして、よいしょっと、スタートしてスピードは出るだけ出してゴールしてみる。

読み上げられる点数は、これもまた良くも悪くなく。今日はこんなものだなぁ、と撤収。

鬼コーチと今日の反省をしながら宿に帰り着いて、ビデオを見ながら翌日の作戦を考える。

明日は一回も滑ったことの無いゲレンデでの競技なので、心配といえば心配なのだけれど、他の選手も条件は同じなんだろうと、自分を納得させる。

そうそう、この日に肩とか手とかが痛くて、前日はそんなに滑った記憶もないし、前日は練習よりも、休息の方が大事だから、とそんなに疲れるようなことはしていないはずなのに。

.......前日の夜にやった板のワキシングが原因か(屍)

そんなことで、前日とは行動パターンを変更して、ワキシングはしない、翌日の朝も早く起きない、というグータラスキーヤーになろうとココロに誓い寝る。



さて、二日目。

なんだか第一日目終了時点の暫定結果が早朝に発表されるらしいけど、中間結果ってあまり興味がなく見ないでいいや、と思っていてブーツを履いたりと準備をしている私に忍び寄る黒い影。

「中間発表は○○番でしたよ」と、ご丁寧に私の順位を報告してくれる方がいて、ああそうなんだと。

良くも悪くも無いという各種目の感想と同じ結果で、前日の夜に東京で出場している昔のクラブの後輩君から言われた「攻めなきゃ負けです」という言葉を胸に秘めて、少しでも順位を上げようと気合を入れる。

幸い、二日目の種目は、

 大回り:急斜面、整地
 小回り:急斜面、整地

なので、どちらかといえば急斜面の方が好きな私としては、攻めがいがあって。

ゲレンデにウオーミングアップに出掛ける。本番前の調整で、斜度は違うけれど整地のバーンを滑るのですが、大会前に思っていた「もう一味」がなんなのか、ということのヒントを感じることができた。

本番直前に微調整をすることが、結果を大きく左右するのですが、今回はこれが上手くいった感じがある。

第五種目「小回り:急斜面、整地」

どちらかといえば、ロングターンよりショートターンの方が苦手な私。感覚的にはショートの方が良いのですが、いつも結果はロングのほうが良かったりする。

急斜面とは言っても、距離もそれほど長くなく、斜度も某「氷山」と呼ばれるスキー場に比べれば緩いし、雪の状況も快適な感じなので、気分的に攻めていける感じ。

周りでは「カービング系で滑らないと点数が出ない。ワイドスタンスで......」とか言っているけれど、わたしゃそんなことは出来ないし、ベーシックな感じで滑ることをココロに決めていたので、自分を貫き通すことにする。

んが、

スタート位置の上部に板を外して座ってボンヤリとしているときに、シード選手のスタートの滑りが見えて、自分を貫き通すことを止める(をい)

だからといってカービングとかいうものではなくて、滑りの構成をちょっと変えてみたりする。

いいイメージをもらったので、気分よくスタート位置に立つ。

胸に入れたお守りに願いを込めて、斜面に「えいっ」と飛び込んでいく。

滑り降りて点数を見ると、やっと「それなり」の点数が出ていて、ほっと一安心。

でも周りの選手の得点次第で、この点数が良いものなのか、悪いものなのか、ということが決まるので、大きな喜びも無く。

次の種目に向かう。

第六種目「大回り:急斜面、整地」

どちらかといえば得意なロング。

けれど昨年までの地区とは違う場所に私は立っていて、出場しているわけで。

今までの評価が同じようにもらえるとは限らないので、攻める気持ちを忘れずに頑張らなくちゃ、って感じ。

他の選手が滑っているのをゴール地点から確認して、自分の戦略は決めてある。

滑ったこと無いバーンなので、どのくらいのスピードが出るのかが分からないけれど、まあ雪の状況も良いので、とにかく攻めてみる。

鬼コーチと相談して決めたスタート位置に立ち、スタートの合図とともにゴールを目指して出発。

距離が短いので「あっ」という間に終了して得点を見ると、見慣れない点数を表示させているジャッジが二人ほどいて。

おお、ああ、あわわ。

鬼コーチに「こんなことはめったに無いから、ビデオでちゃんと映しておいて」と言い放ち。

ラッキーだなぁ、と思いつつ競技終了。



競技が終了したの、速攻で宿に帰って着替えをして、帰る準備万端でお昼ご飯にする。

撮影したビデオを見ながら、もう少しこんな感じのほうが良かったかなぁ、などと反省をしながら時間は過ぎて、閉会式に突入。

終了後にリザルトを見ると........「うひひ」な順位があって、中間発表の順位から大幅にアップすることができたし、悪くない結果に少々満足を覚える。

けれど、実は大会は始まったばかりであって、今回は予選。

クラブの方に結果を報告すると「本番は決勝だからね。頑張って」と言われ。

浮かれる気分もソコソコに、本番で頑張ることが予選の結果が生きてくる。
その決勝は2週間後。

あまり時間はないけれど、上手く調整をして頑張らなくちゃ、と思ったりする。

しかし鬼コーチの読みがいつも以上に冴えた大会だったなぁ、と感心する次第。
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「新!技術選予選体験記2006......決勝(上)」
それでは愛知県スキー技術選手権大会の決勝の説明オバ。

決勝に参加する権利がある選手は、「予選80位以内の選手」「強化選手」「前年度大会の25位以内の選手」らしい。

参加人数は今年度の場合105人でした。

んで、

予選は2日間で6種目だったものが、決勝は1日で4種目。

種目内容は、

 大回り:急斜面(ナチュラルバーン)
 小回り:急斜面(ナチュラルバーン)
 小回り:急斜面(不整地)
 総合滑降:総合斜面

なんて感じ。

ジャッジは他地区からも呼んでいる、全日本大会をジャッジするイグザミナー。

まあ雰囲気は予選のソレとはちょっと違うんだろうなぁ、と想像はしていたが.......。

−−−

さて、大会の前日は「調整」と称してフリーで滑る私。そもそもサンデースキーヤーなのだから、滑走日数に限界があり、かつ今年は例年よりも少なめの滑走期間。

なのだから大会に向けては「滑りの質」というよりも「作戦」で勝負するしか無い訳で、前日の調整がとっても大事になってくる。

職場の方は、本来であれば休暇なんか取得できる状況でもないような感じだったのですが、「計画消化です」と意味不明な言い訳をしつつ、同僚たちにはゴメンなさい、って感じ。

でも、休暇中にはリフトの上だろうが、移動中のクルマの中だろうが、こっちの都合なんかお構いなく職場から電話が鳴りまくって。「マズカッタカナ」と少しだけ思ってみるけれど、所詮、私が立っているのは雪の上なので、ジタバタしてもしょうがないだろうと。

.......と、こんな感じで書き始めると、さぞかし頑張って「調整&作成会議」をしたのだろうと思いきや。

朝、布団のナカで目を開けると、外から差し込む日差しで明るくなっていて。

「そろそろ春に向かう季節で、日の出が早くなったのですな」とノンキなことを思っている私であるが、正直者のもうヒトリの自分が
ちがーう

と叫び、只の寝過ごしだと気づく。

起床予定が午前4時30分。目を開けてトンチンカンなことを思っていたのが午前7時。リフトが動く時間が午前8時30分のハズ。

布団のありかは、もちろん自宅。スキー場までは軽く見積もっても3時間を越える。

なんとなく面倒になって、二度寝&フテ寝(をい)

結局、9時前になってやっと出発で、翌日に決勝を控える選手とは思えない、適当さの漂う私。

まあ、シロウトだから、気合の入れすぎもダメでしょ、と言い訳を考えさせれば全日本級。

てな感じで、前日に雪の上に立ったのは午後になってから。

まあ、そもそも疲れるまで滑る気も無く、各種目を2〜3本しか滑らないつもりだったので、丁度良い時間だろうと、自分を納得させる。

まずはロングの板を履いて、大回り&総合滑降。とりあえず練習不足な割には結果も調子も悪くないので、それほど具体的な作戦は立てず。

前回の予選のジャッジングの傾向を元に作戦もホドホドに立ててあるし。

予選のビデオの上位選手は、自分が滑った前後の分を全て撮影済みなので、その滑りが真似できるかどうかは知らないけれど、とにかく傾向と対策は考えてあった。

んで、苦手なショート。

整地も不整地も自分の滑る時間の大半を、こりの練習時間に充ててきて。

今シーズンは、案外ロングよりもショートの方が良いかもね、と思っていたのですが、予選の自分のショートを見て愕然。

あら下手ですな>私

普通に下手ですね>私

って感じで。整地ショートは、作戦のみで実力以上の結果をだしている.......というか、上手くジャッジを騙した感じ(をい)

とにかく下手なのは分かったけれど、大会を翌日に控えている訳なので、予選の傾向を踏まえた対策の滑りが出来るかどうかを、試してみると最後の1本は割合いい感じだった。

ウチの鬼コーチにも「最初の2本は、死んだほうがマシ」とまで言わしめた(屍)

そんなこんなで、調整を終えて宿に撤収。

着替えてから、もう一度スキー場に出掛けて開会式と選手会に参加する。

ジャッジが予選の時とは大幅に入れ替わっていたので、聞いてはいたけれどビックリ。

東京の大会に近い顔ぶれで、チョッピリ嫌な思いが脳裏を過ぎっていたりした。

−−−

さて、大会当日。

天気予報では「雪!」って感じでも、こーゆーものは当日にならないと分からないものなんだよな、とスキー場に到着すると、やっぱり「雪!」(をい)

都会派スキーヤーを自称する私は「悪天候、不整地、視界不良」を不得手としているので、朝の天気の時点でやる気が半減。

予選のときも、天候が悪いときと、天気が良いときでは、とっても結果が違っている訳で。

「けっ」と言いながら、準備を開始。
ゼッケン順のローテーションではなく、シャッフルされたローテーションで、自分の順番をよく確認しつつ動かないとダメということが少々心配。

とりあえず、アップがてら何本か滑って、いつも滑り以上のことが出来ないことを確認して、相変わらず。

バーン状況は、整地された硬いゲレンデの上に10センチから15センチくらいと思われる新雪が積もっている。

一本、総合滑降のコートでも滑っておこう、とリフトで上がって「えいっ」と滑ってみるけれど、案外競技が開始される午後には、コートが一般の方も入れる分だけ、荒れてしまうことが予想されるような状況だった。

まあ、ロングでも不整地は、嫌いじゃないのでそんなに心配はしていなかったけれど......。

そして、大会は始まった。



第一種目「大回り:急斜面(ナチュラルバーン)」

予選と同じゲレンデでの種目。そのときよりもチョッピリ滑走距離が長くなった感じ。バーンコンディションは、その時が最高すぎて、今回が案外難しかったような気がする。

理由といえば、急斜面という名前はあるけれど、斜度はそれほど無く、そして距離も短く、あっという間にゴールというシチュエーションで。

さらに一枚バーンではなく、片斜面で、新雪が降った分だけ滑りにくく、確かにナチュラルバーンだな、という感じ。

でも、難易度はそれほど高くない(と思い込んで)ので、まあ大丈夫だろうと。

女子選手が先に滑るので、点数の出方を見て最終的に作戦を決めようと、ゴール付近でボンヤリとしていると、競技が始まる。

.......ん?予選と傾向が違うくないですか?

というか、観点が見えにくいのですが、と思いつつ、まあ男子と女子の違いかなぁ、と思いながらスタート位置まで移動する。

どうすっかなぁ、と考えてみるけれどいい作戦は思い浮かばず、とりあえず前日に考えた作戦で滑ることに。

スタートの合図とともにゲレンデに飛び込んで行き、あっという間にゴールにたどり着き、点数を見ると.......(屍)

絶対点としては、予選より低く「やっちまったのか私は」という思いが先にたつ。

けれど、他の選手との相対点ではそれほど悲観すべきものではないとも思ってみるけれど、一度下がったテンションは直ぐには戻ることもなく、ドウシマショと考えつつ、ショートの板に履き替えて、アップに向かう。


第二種目「小回り:急斜面(ナチュラルバーン)」


前日に立てた作戦ですべることをココロに決めて。

あとは、どのスタート位置から出発するかを考えてみる。

選択肢は二つ。「ジャッジの正面を滑るもの」と「斜度が少しでも急な場所を滑るもの」と。

ゴール地点でビデオを撮りながら待機している鬼コーチに「どこがいいですか」と聞いてみると「正面!」と答える。

スタート地点からは、ゲレンデはほぼ見えないので、鬼コーチを信じて飛び込んでいく。

んが、

コースは良かったと思う、けれど雪質の状況が思ったより硬くて、思いっきり漕いで、ご丁寧にクローチングまで入れた私は、やや自分の限界に近いスピードで飛び込んでしまい、「あわわ」と。

それでも、まあホドホドには滑られたと思った........が、点数を見て「やっちまった感」が強い状況。

けっ、この1本も入れて5本しか滑っていないこのゲレンデなのだから、本質的に下手っぴな私の実力が露呈してしまった感じ。

「私ってバーカ、バーカ」と自分を責めてみるけれど、終わってしまったものはしょうがない。
と思いたいけれど、次に控えるのは不整地ショート。

人並み以下の滑りしか出来ないこの種目があるときに、テンションが上がる訳もない.......と思いきや、もう無くすものは何も無いと分かった私は、逆にやる気が出てしまった。
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「新!技術選予選体験記2006......決勝(下)」

第三種目「小回り:急斜面(不整地)」


スタート順の遅かった私は、じっくり他の選手の滑りを見ることができた。

どのラインで、どんな滑りが評価されるのか。

どのラインで滑るときには、どこに注意をしなければならないのか。

自分の滑りと合うラインはどこなのだろうか。

いろいろと考えて、今回の作戦が決まった。

予選の不甲斐ない不整地での結果の汚名を晴らすべく、作戦を綿密に立てて。

さてと、スタート位置に行きますか、と板を履こうと......

板が無い(屍)


おや、さっき確認したときにはあったはずの場所に私の板が無い。

ゴール付近に置いてある全ての板を確認したけれど、私の板は何処にも無い。

そもそもサロモンを履いている選手が少ないので、無いことは明白。

パニック.......までは行かないけれど、どうしたら良いのか途方にくれる。

選択肢は、

「ロングの板で滑る説」

一応、自分の板だから慣れてはいる。けれど180センチとプレートの厚みを考えて、自分の実力を考えれば「無謀」の一言に尽きる。

もし万が一、曲がってしまったら、次の種目の総合滑降も滑ることができない。

却下。

「クラブの若手が板を貸してくれるそうだ説」

その板はフィッシャー。フィッシャーが悪いわけではないけれど、生まれてこの方、このメーカーの板を履いたのは300メートルほどしかない。

そして、ここ数年サロモン以外のスキーで滑った記憶なんて皆無に近い。

暖かい心遣いではあったが「絶対に滑られない自信があります」ということで。

却下。

「不整地欠場説」

悪くないアイデア(をい)

不整地を滑っても完璧な演技ができる可能性が低い私としては、「板が無くなって、不整地は泣く泣く欠場でした」なんて言い訳は、最高ではある(こらこら)

いやいや、そーじゃないだろうと思い直して、敵前逃亡はさすがの小心者の私でも選択枝のヒトツにはならない。


却下。
「鬼コーチの板を使用説」

メーカーはサロモン。しかし長さが155センチ。

まあコレが一番現実的か、と思いながらビンディングが合うかどうかが心配だった。

けれど、無理やり履けば一応はなんとかなりそう。

鬼コーチに「板貸して」と言い放ち、リフトで上がる。

ちょっと試しにコブに入ってみると、ろくにチューニングもしていなかった板は、バタバタでどうにもなりそうに無い。

困った、これは困った。

でもどうにかするしかない、とスタート位置で考えていると、鬼コーチから電話「板があった」と。

急いでコール地点まで戻って、板を履き替えたのですが。

さっき確認して、そんな場所に板が無かったことは明白な場所にあったり。

誰かが間違えて履いていって、気がついて戻してくれたんだろうなぁ、と思いながら、さっきまで考えていた作戦がアタマノナカから綺麗に無くなっていることに気がつく。

そんなこんなで滑り降りて、いつもの私の点数をもらい、まあしょうがないねぇ、と。



第四種目「総合滑降:総合斜面」


もう、本当に何も無い私。怖いものもない。

ゲレンデコンディションはかなり悪く、ボコボコな斜面になっているらしい。

職場を出るときに「怪我だけはダメ」と釘を刺されてきているので、少々弱気になる私。

けれど、弱気になるよりも普通に気分で滑ったほうが危険が少ないと思い直し、ゲレンデに飛び込む。

予定していた場所では、予想よりもゲレンデが荒れていて、リズム変化を入れることができず。

まあそれでも、今日はこんな感じですな、と全ての競技が終了する。

ああ、決勝ラウンドは厳しかったなぁ、という感想を残して。
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「新!技術選予選体験記2006......エピローグ」
引越しをして、登録地区を変更して参加した今年の地区予選。

閉会式にも参加せず、トボトボと帰る私だった。帰る途中でお疲れ様で一杯飲んで、ほろ酔い加減で自宅へ帰り着き。

インターネットでリザルトを見る。

自分の結果にどんな評価をしたらよいのか分からないけれど、友人から来たメールが、全てを語っていた。

「すごい!のか?、残念!なのか??」

......移籍初年度にしては自分なりに良く頑張った(ような気がする)

いくつか立てていた目標も、いくつかはクリアしているし、サンデースキーヤーの私であるから、結構頑張ったと自分を褒めても良い(ような気がする)

しかし、

前の地区では「これくらいが充実感のある成績だな」というところが、何回か出場していたので明確だった。

けれど、移籍した地区でのソレは、あまり明確ではなく、ボンヤリとしたものでしかない。

多分、悪くない成績だとは思うのだけれども.......。

とりあえず、今シーズンの大会は終了。

自分に足りない部分が、また発見できたことは収穫。

次の目標をどうするのかは、こちらの地域でも知り合いが増えつつあるので、そんな人たちと話しながら考えていこう。

しかし、ビデオで決勝の滑りを見たけれど、自分の下手さに嫌気がさしたのも事実。

上手くなりたいなぁ。

−−−

そういえば、今年の技術的な作戦。

一番基礎となるベースは「とにかくスタンスを狭く滑る」こと。ここ数年の目標であったけれど、今年になってチョッピリ感じがつかめてきた。
そしてダイレクトな切り替え。「もっさり」とした滑りの私は、どうにも気合をアピールすることができないので、切り替えをダイレクトなものにして、ターンとターンの間隔を長くすると.......スピード感が出るかなぁ、と。

んで、

ポジションは低くて高い感じ(謎)......そんなイメージに近づけるようにしたかったけれど、これは難しかった。

大会でも、実現できたターンはそんなに無かったし。まだまだ練習しないと。

来年へのイメージはボンヤリと出来てきたし、また一からやり直しだなぁ。



おしまい。

−−−

オマケ

最終種目の総合滑降を終え、終わっちまったなぁ、と考えていると、

「○○(本名)くーん」

と私を呼ぶ声が聞こえる。

振り返ると、笑顔で近づいてくる選手が一名。

顔を見て........誰ダッタデスカ(をい)

ネットを見て、声を掛けてきてくれた方だったですが、どうやって私の本名が分かったのだろうか、と聞いてみると、

「△△で□□して調べたんだよ」

と。

ナルホド、そーゆー作戦もあったかと納得した瞬間。とりあえず知り合いがまたヒトリ増えて嬉しい私でした。

今回の大会は、知り合いが増えたことも大きな収穫。
| comments(0) | trackbacks(0) | by ともぞう
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