師走も半ばのこと。しっかし雪がふらねぇなぁ、とボヤく私なのですが、そんな嘆き悲しんでも雪が降る訳もなく。
うんにゃ、希望であろうが、願望であろうが、無謀であろうが(え?)、自分のアタマノナカに思い描くことが実現への最低条件である(と思う)。
‐‐‐
んなことを思っていた、とある日。
なんだか視界にゴミみたいなものが見えるなぁ、と気になってきた。
昔から、そんなこともあったので、そのうちに消えるでしょと考えていた。
すると思ったとおり消えず(をい)
なんか変ですなと。まあ一応確認の意味で病院に行きますか、と職場で「ちょっぴりお休みを下さいな」といい放ち近所の総合病院へ。
視力検査とか、眼圧検査とか、目玉の中を覗かれたりしていたら、「詳しく検査したいので瞳孔を開いてもいいですか」なんて。
目薬で瞳孔が開いた自分の目を見たのですが、「闇夜の猫」てな感じ。
そんな状態で検査を引き続き.....と、お医者さん(女医)が突然「多分、三万円くらいになると思いますが、今から手術したいのですが」と突飛なことをいい出す。
詳しい話を聞くと「網膜裂穴」という状態らしく、放置すると「網膜剥離」になると。
確かスキーヤーであるはずの私だが、ボクサーへの道が閉ざされたことは残念でならない(をい)
三万円という手術代も、保険が効いてのものらしく。
レーザーで穴が空いている部分を、それ以上広がることを防ぐ為に、何かするらしいのですが。
目玉が動かないように、特殊な器具で、目玉自体を直接押さえつけられて、それがまあ取れそうになるくらい痛く。
まあレーザーが放射されていると思われるときも、目の奥に鈍痛が走り。
いやはや。
まあ、なったものはしょうがないので、ショックも無いけれど、お医者さんに「スキーは大丈夫ですか」と聞いたら、あっさり「当分ダメです」といわれる(屍)
手術の告知書とか読んだら「二十日間程度は激しい運動は避ける」とか書いてあった。
んが、
二十日間もスキー禁止にされたら、大会が終わってしまうじゃないのさ、と思いつつ、激しくなければいいのだろうと、スキー場に向かう私(をい)
「バカはナントカしないと治らない」といいますが、そのとおりと思ったりする反面、その言葉も洒落にならなくなってきたりもした。