「テク!テク!テク!」

テクニカルプライズテスト受験。昨年とりあえず他のお受験が一段落したので、今年は「テクを受験する」ことを目標にして....そうあくまでも受験することに意味を持つ。

どんなものなのか受験したことも無ければ、レベルの相場観もまったく無し。

経験のために受験しようとテク検の検定日と自分のスケジュールを確認してみると今回の週末に「北志賀よませスキー場」で行われたテク検を受験することになった。

それではテク検の模様オバ。

<受付>

当日受付で午前8時半から....案外せっかちな私は8時半にプライズテスト受付に出向く。早めの行動が吉.....そんなことは今回に限っては無く、この早めの行動が後々まで響くことに。

何がかというと受付に行ったら、私の前には一人しかいない。「ゼッケン1番ではないものの早めのゼッケンは嬉しくないなぁ」などと思って受付をする。

申し込み用紙に記入し、講習料&検定料の一万円を支払いゼッケンをもらう。

ゼッケンに「1」と書いてある(屍)

え?さっきの人は?と確認するとクラウンでした。やばいっす。小心者の私が1番ゼッケン.....私的にもうすでに終わっている。プレッシャーに弱い私なのだよ。

受付の方に「やっぱり受付を遅らせたいのですが.....」などと無謀なことを言ってみたりするも、「ああ後でも先でも見る目は変わらないっすよ」とのこと。ふぅ。そりゃそうだよね。当たり前だよね。

「1番」もらって規定種目検定の前日に行われる事前講習&実践講習テストに望む。

そ・こ・で・だ、講習中の滑るときの順序は「ゼッケン順に滑ってください」とのこと。

「いやぁぁぁぁ」ローテーションとかしないの?とか思ってみるものの講師の方が滑り出す前に毎回必ず、「それではゼッケン順でお願いします。」とご丁寧に言って下さる。嬉しいね.....ホント。

プレッシャーに弱いことを見ぬかれたのかな?などと思ったり。

最初からこのスキー場の一番上のバーンに行って、そこで講習らしい。そのバーン状況は

「前日までの雪が圧雪車で固められず新雪状態でのこっていて、かつ一般の客さんが滑ったあとで、もうモサモサの状態。さらに圧雪車が入っていないものだから素晴らしくうねっていたり....」とまあこんな感じ。

そんなバーンを目の前に講師のお方は、いともあっさりと「テクニカルは何処でもどんな状況にも対応できなければいけません」とおっしゃる。

はあ....そんなもんなんですかねぇ。でもこのバーン状況は.....文句を言っいる場合ではない。ちょろちょろと小回りしながら安全に降りましょうかねぇ。などと思っていると。

「それでは大回りでお願いします」

.....(屍)。ここ2年ほど準指導員検定で不整地などろくに滑っていない私。その動揺を隠すことに苦労しながら、講師の滑りを見ることに。

講師スタートスタート.....滑る.....滑る.....滑る.....滑る?.....って げげ!そんなに長い距離を降りるの?そしてそのスピード?はぁ.....ゼッケン1番行ってみます。

「うぉぉぉぉ」と心の中で叫びつつ大回り。モサモサ雪の下にコブが隠れていたり.....まあとりあえず降りる。こわいっすね.....ホント。テク検って辛いのね。もう分かったよ。

事前講習&実践種目テスト(総合技能)はこんな感じで進行していく。しかしいかんせん1番ゼッケン。講師のお方は私を見る時間が長いからなのかコメントてんこ盛り。

「いまのは○○○で×××だから△△△なんですよ。ですから□□□にしてみてください。」

と毎回のコメント。他の方たちは結構「いいですよぉぉ」。最悪。

なんて言うのかなぁ、ひと滑りごとに

凹んで行くのが体感できる?という感じ.....っていうか私って何?

講師も「......という風に滑った方が良いですよ。あ!もちろんさっきの滑りも問題無いんですけどね」と言ってはくれるものの、

凹んだものは、凹んだまま。

まあボコボコに凹みつつも一日目の講習終了。

宿に帰る.....一緒に来たメンバーと今日の講習のことを話す。更に気が滅入る(屍)明日の検定?いいんだよ....今回は....経験だからねぇ.....高い体験料になりそうだこと。

実践講習テスト(総合技能)の自己採点は「74」。あれだけチェックされるとは.....。まあしょうがないね。

そして検定当日

朝起きる。すっきり。

特段のプレッシャーも感じず、緊張感も全然無い。

なんだ私も大人になって精神的にも成長したのね。

などと思った。しかしよくよく考えてみると

なんて言うことは無い、ただ単に「あきらめモード」になっていただけだったり(屍)

まあそう言う心構えも良いのではと自分自身に言い聞かせ検定スタート。

本日のバーン状況は更に悪い。結局検定バーンの一番上のバーンには雪が少ないので圧雪車が入らなかった模様。雪が気温が高いのでグサグサ寸前。所々地肌が見えている。

まあテクニカルは「何処でもどんな状況でも滑られなくてはならない」そうなので

「悪雪でもバーン状況が悪くても、土の上でも、石の上でも滑られなくてはならないらしい」.....もうイヤ.....。

さて1種目「小回り(整地)」一番上のバーンの向かって左端

一応受験生全員でデラがけする。「焼け石に水」とは良く言ったものだ。あんまり変わらない。

クラウンが滑った後のテク一番スタート。前日の講習中「上体の動きが少し見えるので視線を一定に保って」と言われていたので、それで行こうかな?とも思ったが、1日で滑りを変えられる技量なぞ持っているはずが無い。

そしてバーンの状況がこれでは、考えて滑られる状況でも無し。いつもの自分の滑りで勝負....っていうか勝負になるのか?>私

ちょっと落ちるスピードが足りなかったこと。一度左ターンのときに腰が回ってしまったこと。などありちょっと意気消沈。しかし私の技量はこんなもの。しょうがない。

自己採点「74.....腰が回ったのをリカバリと考えてもらうことができたのならば、もしかしたら75」

そして2種目「小回り(不整地)」一番上のバーンの中央

ああもう私的最悪のバーン。頑張ろう。検定小回りの基本。まっすぐ落ちていくことだけを考えて滑る。

孤を書くことに意識を持つが、コブもあるのでクイックを入れたりしつつ無事ゴール。

中間部分でコブを越えるときにラインが変わってしまったかもしれないことが心残り。

こんなもんでしょ自己採点「74.....整地小回りよりは良い感じであったので75。」

さらに3種目「大回り」一番上のバーンの中央

確か大回りって「不整地を含む」だったよね。「含む」って言うことは「整地があって更に不整地なんではないのかい?」ここは....全部超不整地では....などと思ってみても、またテクニカルは「何処でもどんな状況でも滑られなくてはならない」らしいので文句は言えぬ。

とりあえず大回りは得意種目なのでこの種目は何とかしておきたいところ。「不整地なのでコンフォートで行くかなぁ」などと考えていましたが、前走がガンガン切って切れ切れのカービング.....やめて、お願い。

まあしょうがないと開き直り「切って」みました。

結構辛かったバーンの状況。まあコブに飛ばされずに良かったなぁ....などと思ったり。

自己採点「75.....お願い75」

そして4種目「総合滑降」本当は一番上でやる予定だったが雪不足でクワッド沿い

大回りはバーンの設定がやさしくなった分、厳しい目で見られる。もうココは切れ切れで行くしかない。

「切れぇぇぇぇ切れぇぇぇぇ切れぇぇぇぇ切れ切れ切れ切れ切れぇぇぇぇ切れぇぇぇぇ切れぇぇぇぇ」

とリズム変化をつけることと、側方からの圧の捕らえを考えて滑る。

自己評価「75.....多分ね。76?無理だねこの簡単なバーン設定でプラス1点は出ないでしょ」

とまあ各種目はこんな感じ。自己評価では楽々リベンジ決定でありました。

今回の結果検定データ

クラウン   6名受験(うち女性1名) 合格 3名(うち女性1名)

テクニカル 15名受験(うち女性3名) 合格 5名(うち女性1名)

点数は規定種目テストではテクニカルで76は一人だけそれも1種目だけ出ただけで後は73〜75。プラス1点は難しい。合格への近道はいかにミスをしないかということか?

実践講習テストでも73〜77となっている。合格している人は実践講習テストでプラスポイントを取っている人。実践講習テストでマイナスポイントだと合格がかなり遠くなるようでした。

で、私の実践講習テストが「76」であったりして結果は.....まあ....その....おかげさまで.....なぜか.....恥ずかしながら。

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「テク!テク!テク!その2」
「テク!テク!テク!その1」は検定日当日に帰宅して熱い感動を胸に秘めたまま一気に書きましたので、なんだか「うわぁぁぁ」「ぐぉぉぉぉ」とかばかりになってしまったので、少々真面目に......。

注意していただきたい点がありまして、これはあくまでも「私の受けた感覚」です。雪質や斜面設定がスキー場によって異なることや、受験者の数等々によって変化すると思いますので.....そこんとこヨロシクお願いしたりしまする。


−−−条件−−−


日程:平成12年1月22日(土)〜23日(日)

天候:1日目 晴れ、二日目 曇り時々雪

場所:北志賀よませスキー場

状況:前日及び前々日の大雪のため第2クワッドリフト以下はグッドコンディション。「チャンピオンコース」及び「エースコース」は雪が少なく圧雪できずモサモサ。

受験者:テクニカル16名(うち女性3名) クラウン6名(うち女性1名)
※テクニカルは1名規定種目テストを受験せず(多分怪我のため....)。

使用バーン&ローテーション
講習検定テスト:::チャンピオンコース、エースコース、高社ゲレンデ
小回り(整地):::チャンピオンコース
小回り(不整地):チャンピオンコース
大回り:::チャンピオンコース
総合滑降:::高社ゲレンデ(第2クワッドリフト沿い)※本来はエースコース。今回は雪不足のため変更。


−−−事前講習&講習検定テスト(1日目 10:00〜12:00 13:30〜15:30)−−−


1日目は講習。今シーズンから検定内容が改訂され講習検定テストが実施されることとなった。検定種目等については基礎スキーデータをご覧になっていただけると幸い。

この講習検定テストが検定にどのように影響するのかが事前には分からず不安でありました。

今回の会場に関しては「講習検定テストを始めます」とは宣言しませんでした。1日の講習を通じて判定された模様です。

つまり「テクニカルは何処でもどんな状況にも対応できなければいけません」ということができるのかどうかを確認するために、

整地だけでなく悪雪・急斜面や長い距離といういろいろなシチュエーションをいろいろな回転孤で安定して降りてこられるか

を試されました。

そしてもちろん最近のトレンドの「カービング」「スキッティング」の表現も要求され、種目だけ練習しているとこの「実践講習テスト」がちょっと難しくなるかも知れません。

しかし一発勝負的な要素はなく1日を通した評価なので、1度や2度のミスは問題はない模様。また滑りのコメントをもらったからと言ってダメとか「いいですよ」のコメントが出たからと言ってOKが出るというわけでは無いかなぁ。(講師によって....という感じか?)

今回の講習は1日を通してゼッケン順で滑りましたので、講師は毎回「総合技能はどうか」という目で見ていたようです。(多分そのためのゼッケン順だと思ったのですが....ちがうかな?)

観点はやはり「テクニカルは何処でもどんな状況にも対応できなければいけません」らしく何回も言っていました。


−−−規定種目検定(2日目 10:00〜12:15)−−−


テクニカルはジャッジに妥協が無いのかもしれません。バーン状況の加味はバッチテストのように「雪質が悪いから考慮します」ということは無いようです。その逆はあったようです。今回は総合滑降で予定されていた斜面が使えなかったため難易度が低くなったのですが、これは「厳しい目で見る」と検定員が言っていました。
その結果として、総合滑降という種目は比較的点数のとりやすい種目ように感じますが、74ポイント以下が結構いました。

ミスをすると容赦なくマイナスポイントらしいです。点数的にテクニカルの規定種目でプラスポイント(76)が出たのは15人×4種目=60走あって、たったの1走.....。

あとは75〜73まで。4:5:1という感じだったと思います。この比率が高いのか低いのかは受験者の全体のレベルによりますので.....。

私が思うに種目的には「大回り」が鬼門だったようです。75ポイントが出にくかったようですね。バーン状況がグサグサ雪寸前で、かつ、うねりがあって斜面が一定でなかったので.....。あと前走が切れ切れのカービングで降りたので、受験生は勝負かけてスタートした結果、荒れたバーンのために板が十分踏めずちょっと暴走気味になったり.....。

今回の検定種目改正でポイントのメリハリがついて「得意種目でポイントを稼いで、不得意種目をカバーする」ことができそうな感じであったが、実際に見てみると「如何に平均的にポイントを稼ぐか」また「ミスをしないか」ということになっていました。

講習の時に「規定種目でコンフォート系の滑りで点数は出るのですか?」と講師の方に聞いたところ、

「斜面状況にマッチした技術で滑ることが大切で、闇雲にカービングで滑られれば良いと言うことではないです」

とのことであった。


−−−発表&総評(2日目 15:00)−−−


検定員からの総評では

「カービングのポジション」と「コンフォート(スキッティング)のポジション」の違いを明確に表現できるか?

また小回りでは「板を横に振る動き」はやはり評価が低い。板のテールが横に出る滑りではなく「孤を描くことができるか?」

というところがポイントであったようでした。

合格者と不合格者の比較をしてみると、
「実践講習テスト」でマイナスポイント(74以下)であると合格への道のりはかなり遠いものになるようです。(テクニカルに関しては実践講習テストで76以上でないと合格していませんでした。)
規定種目テストでプラスポイント(76以上)を望めない(出ない)ということは、講習検定テストでポイントを稼げるように、講習を受けるに際して「練習する」とか「ポイントを教えてもらおう」という気持ちではなく、本番と同じ気持ちで、しっかり演技することが大切であると切実に感じました。

今回に関しては規定種目テストのジャッジが厳しかった(普通なのか?)ので実践講習テストで75ポイント(合格)であっても落ちている人がいました。

こんな感想であります。参考になれば幸いですが.....私の乏しい理解力で書かれてありますので、間違っていたらゴメンナサイ。
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