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「正指導員検定記〜その1」
1998-1999シーズンに準指導員検定なるものに、苦節2シーズン目にして合格させてもらった私。

それから2シーズンが経過して今シーズン。

正指導員の検定資格は、
「準指導員を合格してから2シーズン(合格したシーズンは含まれない)が経過し、各都道府県連盟が適当と認める者」

ということらしい。「適当と認める者」というフレーズは気にせず(をい)、とりあえず、なんとなく受験資格があるらしい。

では、正指導員という資格が私にとって、どういうものであるか、とオフシーズンに考えてみたのだけれど、本当に必要なのか?という問いに対する解答が見えぬままに。

クラブ内で講習をさせて頂くときに、講習を受ける方にとっては、「準」でも「正」でもあまりカンケー無いのでは.....とも思ったり。

スキー場のスキースクールでお勤めの方であれば、待遇面とかで必須と分かる。

私に本当に必要なのか?と自問自答を繰り返すも、やはり、見つからず。

それでも、時間が取れるときに取得しておいた方が良いよね.......と思ったりもして。

そういえば、ウチのクラブにゃ、B級検定員が一人しかいないから、取っておかないと、困ることもあるのかもね。

と、自分自身に言い訳を、理由をつけて、申し込み用紙を片手に所属連盟事務所に赴く私が、秋の空の元に居た。

−−−

準指導員の場合、所属連盟での検定となるので、検定会場の選択肢は無い。

しかし、正指導員検定は、全日本スキー連盟主催のため、全国5会場(北海道地区、東北地区、関東地区、中部地区、西日本地区)の何処で受験しても良い。

さて、ドコで受験するかねぇ、と思ってみる。素直に考えれば、関東で受験するのが一般的であろう.......が、その会場には、長野県とか新潟県とかのスキー場のインストラクター連中が大挙するらしい(他の会場も同じであることに、この時点で気づいていない私)。

検定というのは、絶対評価であるらしいのだけれど、回りの受験生が年間100日とか滑っている人なのだから、私の滑りが「ショボ」く見えることは確実。

その会場は回避しよう、と思っていたの頃。

どうせ受験するなら、北海道とか行って、かにー とか うにー とか いくらー とか叫びたいよね、と思うことしばし。

けれど、実態問題として仕事が休めるのか、どうかと言っている状況で、距離が遠いところを選択するのは、あまりにも無謀。

ネットでお知り合いになれた方に「ドコで受験するっスか?」と聞くと、
第3会場(関東地区)

.....はい。ワカリマシタ。

−−−

申込を終えたものの、準指導員検定の頃のように、盛り上がりに欠ける私の精神状態。

あの頃と言えば、千葉県産大型冷蔵庫に行って、基礎種目(プルークボーゲン)なんぞを、半年も前からイメージ作りに余念はなかった。

けれども今回、ここ2〜3シーズンの目標の技術選予選会への思いが強く、低速種目なんて後よ、アト、と運も実力も無い私が、思っていたのもどうかと思うが、そうだったから仕方が無い。

お世話になっているセンセーのお正月のキャンプで、参加している仲間達に
「全然、受験生って感じがしないよね」

と、誉めていただいているのか、けなされているのか不明なコメントをイッパイいただいたり。

まあ確かに、準指導員検定2年目のような悲壮感は、今回の私にはなかった。

特段の自信は無いし、作戦も無い。

まずは有給休暇が取得できるかが私の当面の目標。

2月に技術選予選と正指導員検定の合わせて2日間の有給休暇が取得できるか、との不安が申し込んだ時点からの不安材料であったりして。

もし、どちらかを選択しろ、と言われたならば、即答で「技術選予選会」を選ぶ予定であった。

けれども、運良く、職場の仕事の状況も、回りの雰囲気も「休んで良いよ」ということになって。

ホント、回りに迷惑を掛けている、と思うし、その方々の協力があっての、自分だと思っておりますです。はい。
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「正指導員検定記〜その2」

>>>> 理論検定編

準指導員の時には(今は違うらしいですが)、「ここをよく勉強しておくように」などと、出題範囲のテキストの5冊だか7冊だかの中から、ある程度絞り込みを頂ける。

出題をする団体と、指導員養成講習会を開催する団体が同一なので、概ね、その「よく勉強しておくように」という箇所を中心に集中してお勉強すれば、何とかなる......というか、なんとかなった。理論で落ちた日にゃ、知り合いに何を言われるか分かったモノじゃないから、頑張った記憶がある。

1年間かけて、頑張った結果が「滑る前に勝負が決まっている」というような状況だけは避けねばならず、と思ってみたりして。

検定の1ヶ月くらい前から、通勤の地下鉄の中、自宅に帰ると集中できないので、途中のファミレスで、コーヒーお代わりしながら、頑張ったもんさ。

−−−

さて今回の正指導員なるものの場合。指導員養成講習会で「ここがポイントとなりまっせー」と言われたまでは良いけれど、所詮、この講習会の主催団体が作成するわけでもない。

けれども、ワラにもすがる思いで、そこを中心に勉強しようと、テキストは7冊だか9冊だかの出題範囲なので、まさか、その冊数を持って歩くわけにもいかないので、「メックテキスト」を作ってみた。

やる気マンマン。

と、他人の目には映ったかも知れない。しかし、テキストを作って満足する......そう、それで満足してしまった私。

検定まで、あと1ヶ月前となった時には
「あと1ヶ月あるし、今は仕事が忙しいし、技術選もあるし」

と1ヶ月経ったところで、仕事の忙しさが緩和される訳も無いことを、薄々は感じているハズなのに、自分に対する言い訳をしていたりして。

2週間前になり、
「あー勉強したいけど、技術選で痛めた肩も痛いし、相変わらず仕事も、毎日、日付変更線を越えるような状況だし、来週になったら、必ずや」

と、どこぞの政治家の公約的な発言。今、出来ないモノは、将来もできないということなど、周知の事実。この時点で先は見えていたのかも知れない。

1週間前で、
「そろそろヤバイけれど、金曜日に有給休暇をスムーズにとれるように、頑張って仕事しなくちゃな、理論の勉強は.....まあ良いか.....うんにゃ、良くない......けれど、いつそんな時間があんのさ.....寝る前とか、いやアレは、睡眠薬にしかならないし」

と、想像したとおりの状況。

こうなったら、前日の夜が勝負、と望んだが、平日の仕事の疲れで、勉強する気はナッシング。

パラパラと、眺めて、まあとりあえずなんとかならないかなぁ、と希望的観測で、徹夜で頑張る仲間を後目に、ぐーぐー寝てみる......どう考えても、無謀的観測だよね。

−−−

さて検定当日。

配付された問題数に驚きを隠せなかったが、まあとりあえず、選択問題と○×問題は片づける。

穴埋め問題も、知っている単語を、取り留めもなく書きまくって、あとは記述問題。

仕事でも、プライベートでも、(内容はともかく)それらしく文章にするのは慣れている。がんばるでー、と書き始める私。
djsふぉjつjるtれいとpりtぽえr(屍)

あわわ.......マズイ、いつもの癖で、文章の末尾に(屍)とか(をい)とか書きたくなっちまう、と日頃の自分を恨みつつ、とりあえず、回答欄を埋める。

時間が少々足りない、と思いつつ「まあ、思ったより出来た気がするし」とか思っていたりするけれど、去りゆく受験生の解答を聞いていると、自分が書いたソレとはチガウ気がする(屍)
「やっちまったのか、私は」

との思いが、一瞬過ぎるが、それは、もうアフターフェスティバル。

気分を切り換えて、実地に望むのでした。

−−−

さて、裏話という程でも無いですけれど、正指導員の場合、全国共通の問題ですから、ネットで知り合ったかた等と情報交換をしまくり。

情報を征するモノは、理論を制す。

といっても過言では無いかも知れない。しかし、情報を仕入れて、そのまま鵜呑みにして、そこだけしか勉強しないと、試験当日に痛い目に遭います。
「ここだけのハナシ、○○先生が正指導員の問題を作っているのを盗み見たけど、その問題というのがね.......」

という情報もありました。
出やしねぇ。

半分信じて、半分疑って、というくらいに勉強することが必要なのかも知れない。真剣に勉強するならば(をい)

とりあえず、なんとなーく、勉強しても合格する私もいるわけですから、まあとりあえず、テキストを良く理解しながら読むことが 火事場のテキトー記入の底チカラ になるのではと思ったり。

しかし、良く合格したです。怖いモノ見たさで、自分の得点が知りたい今日この頃。

でも、知り合いで、今回の検定ではないのだけれど、スキーの歴史の問題で人物名を書かなくてはならず、分からなかったその方は、先輩のアドバイス「何でもいいから、とりあえず埋めろ」という教え通り
「フランシスコ・ザビエル」

と書いたそうな。マジなハナシですわ、ザビエル

ちなみに合格したらしいし(をい)。他の設問で合格点だったのだろうけれど。

とりあえず、理論の勉強は辛い。

「スキーは、道具のスポーツ」と言うのに、「スキーは、理論のスポーツ」とでも言わせたいのでしょうか........理論も大事ですが、辛いっすね。

ココロのストレスである、理論検定を無事......無事?.....いやはや、テキトーに終え、迎え来る実技検定に、全身全霊でぶつかる所存でございます.......とは思えずに。

ストレスの開放感から、緊張感も開放されて、実技検定前だというのに、うへへ、今日の夜が楽しみさ.....と自分の立場を分かっていない私が居たり。

とそんな状況でありました。
教訓:受験生はある程度のコンセントレーションは必要。

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「正指導員検定記〜その3」

>>>> 実技検定

理論に引き続き、準指導員の頃のように、サルになったようには練習しなかった私。決して、自信があったという訳ではなく、ただ単に「やる気」というものが湧いてこなかったという理由。

その「やる気」が無くなった理由のヒトツには、指導員養成講習会の講師が「イマイティ(いまいち)」で......あったりして、何だか緊張感が抜けちまったんだよね。

イマイティな講師に当たったときに、聞く耳を持ってしまうと、自分の滑りを崩されてしまうから、気を付けないとね......準指導員の1年目の受験もそうだったなぁ(遠い目)

自分の滑りを見失って、落ちたよなぁ。

とりあえず、自分の滑りを崩されないように......って、よくよく考えたら、あるのか私に.....自分の滑りなんてモンが。モモンガ

−−−

今回の検定で気を付けたこと、
・細かい技術は気にしない。

・自信を持って滑っているようにジャッジにアピールする。

ことで。なんだか正指導員検定のポイントは、
各技術要素の習熟度

らしいので、細かい部分は気にせずに、「こんなの余裕っス」ということを、実際にはココロノナカでは「あわわ、あわわ」となっていても、「余裕っス」というのを全面に押しだして滑る。

まあとりあえず、「余裕っす」をアピールするのに全種目で気を付けたことは、「上体の安定」。

ちなみに、
木を見て森を見ず

という感じにはならないように。足首が......とか、上下動が......とか、傾きが.......とか、細かいことは知りません。全体的な「流れ」を意識して、ジャッジまで突き進む。
私の生きざまを見てみろ

という気持ちで、
私の滑りを見てみてみて

と......私の へったっぴな滑り をアピールしてどうするのさ、というツッコミはナッシング。

ここまで来たのだから、ネズミ程度の技術でどの程度できるか、挑戦さ。

−−−

さて各種目。

>>>> 1種目目「プルークボーゲン(スキッド+カービング要素)」

とりあえず、プルーク3種目の中で、一番安心して望んだ種目のハズだった......ハズだった。

状況の方と言えば、ガスが出ていてゴールとジャッジがスタート位置から確認できない状態。

目の前真っ白。

そして演技中のアタマノナカミ真っ白(屍)

ターン中に、前に滑った方々のシュプールが、結構掘れていて、その薄ミゾに板が入って、ズレが少なくなった記憶があるが、ジャッジからはガスで見えなかったハズだ、と自分に言い聞かせる。

1種目目のプレッシャーに負けた、典型的な滑りに、プチ意気消沈をしてみるけれど、まあいいか、と気持ちを切り換える。

>>>> 2種目目「プルークボーゲン(スキッティング要素)」

事前情報と異なる、ハードなバーン設定で行われた。

思っていた斜面は「ハエが止まるスピードしか出ない」、けれども実際に行われたのは「ハエが止まることのなど不可能なくらいに滑走性が良くなってしまう」という斜面。

まいったね。

と思ってみるも、イヤとか言える訳もなくスタートする。

イメージは出来ているが、体現できるのか不安もあった種目だけれど、案外、滑ってみると、それなりに、それなりに。

サポートに「どうよ」と聞くと、
安定感のある滑りでした

とのコメント。まあサポートの言い分を信じて、納得して。次なる種目の斜面に向かうためのリフトに乗る。

>>>> 3種目目「シュテムターン」

あまり得意では無い種目。というか、お正月のキャンプでセンセーに「お前、実はものすごく下手なんだな」と言わしめた種目。

ネタ的には、いろいろと貢献してくれるが、検定会場で「オモロイネタ」を生み出されても困る。

とりあえず「質」的なところは、ともかく(をい)

動きだけを正確に、慎重に、と滑り初めてみるが、ゴールがこれまた見えず、適当に何ターンかしているうちにゴールにたどり着く。

そもそも、得意でも無く、良いイメージが出来ていなかったので、良かったのか、悪かったのか、自分では判別不明。

サポートに「どうよ」と聞いてみると、
いつもよりは良いんでないの

と受験生を気遣ったお言葉。さんきゅーさんきゅー。

>>>> 4種目目「パラレルターン大回り(状況に適合した運動)」

1日目の最終種目。そして、低速種目ばかり滑っていたのでストレスが溜まって、この種目だけは検定ということを忘れさせてもらって滑る。

依然、スタート位置からゴールエリアは見えず。

思いっきり漕いで出ようとココロに決めて、スタートエリアに入るが、前の方々が、案外、そろり、そろりとスタートして行く。

知り合いに「どうする?」と聞くと、「慎重に滑るさ、高得点とか狙わないし、万一、コケたりしたら.....」ということで。

優柔不断な私に迷いが生じる。

検定なんだから、気合いも大事だけれども、確実性も大事。別に、85点とか取るつもりで滑らなくても(そもそもそんな点は私の場合は出ない)、確実に80点をもらっておこう。

とも思ったが、スタートコールで滑り出す、漕ぎ出したら、止まりません。斜面変化があるところまで、漕いでみて「どわぁぁぁ」と滑って、ゴール付近でストップ.....と思ったら、ジャッジが真横にいたり。

え?と思って後ろを見ると、ゴールエリアからはみ出している私(屍)

まあ良いか(良くない)

あーあ、などと言っていると、次の中の班に全日本の上位選手で、今回のデモ選で初認定を狙う、某温泉スキー場出身のK選手が滑ってくるらしいことに気付く。

ゴールエリアには、脚立に乗ってデッカイ望遠レンズを付けたカメラを構えた、プロのカメラマンもいたりして。

まさに
「ヒトリ全日本スキー技術選手権」

滑りの方も素晴らしく、タメ息が出る滑り。上手いなぁ、と感動しながら、帰路につく私。

−−−

>>>> 5種目目「パラレルターン小回り(スキッド+カービング要素)」

どちらかといえば苦手な小回り。そして、スタート順が2番目と、小心者のココロをくすぐるトコロ。

検定斜面はスノーセメントという別名を持つ、バーン硬化剤の硫安を大量に撒いたのか?と思ったりする、固めのバーン。

某車山のスポーツマンコースの「青い魔物」と毎年戦っていることを思えば、気持ちにも余裕が生まれる。

私が滑るときにゃ、ちょっぴり太陽も覗いて、視界も良く、まっすぐジャッジに落ちていけるラインを入念に選び、スタート。

まあ苦手な種目にしては、それなりに滑られてヨシとする。

>>>> 6種目目「プルークボーゲン(カービング要素)」

指導員養成講習会で、講師から「もう大丈夫だね」と唯一言われた種目。

しかし、逆にその言葉が自分を惑わし、どうやって滑っていたのだっけ?とアタマを捻ることしばし。

とりあえず、前週に仲間から注意するポイントとして教えてもらったことを意識して、ジャッジのところまでたどり着く。

良いか悪いのか、これまた不明。

>>>> 7種目目「パラレルターン小回り−不整地」

都会派スキーヤーの私にとって鬼門であるこの種目。

スタートラインに着くと、目の前がガスで真っ白(屍)

あー

と思っているが、ふと、イヤイヤ待て待て、これは「恵みのガス」かもしれない。この状況なら、コブになっていない一番左のラインを降りたとしても、ジャッジも文句は言わないハズ。

と自分自身に言い訳気味に、整地に近いラインを選択。

後ろのゼッケンの方にも
「弱虫になって、一番左を滑ります!」

と聞いてもいないのに、勝手に宣言。

さあ行くべ。

と思った矢先。目の前のガスが晴れる.....(屍)

挙げ句の果てに、薄日が射す(屍)

わかったよぅ、真ん中のラインを滑れば良いのだろ、と泣く泣く、コブに飛び込んでいく私。

あわわ、あわわ、とココロノナカで叫びつつ。ゴールまで無事にたどりつく。 ふぅ、とタメ息をついて、後ろを振り返りもせず、次の種目に向かう。

反省もナッシング。不整地を降りてこられただけ、自分を誉めよう。

>>>> 8種目目「パラレルターン中回り(カービング要素)」

得意なのか、不得意なのか不明な種目。

不整地小回りが始まる前に、K選手の中回りも見て、イメージはバッチリ。

行くでぇ、と滑り降りて、最終種目ということもあって、笑顔全開。

サポートに満面の笑みで「どうよ」と聞くと。
多分、8種目の中で一番悪い

.....(屍)

原因......全日本の上位の選手で作ったイメージ。

スズメが鷹の真似をしても、どうにもならないと気付いた瞬間(屍)

というわけで、実技試験は終了。まあどんな点が出ていたのかは、発表されないようなので不明。

とりあえず、全種目について、「ほぼ」イメージ通りには滑ることが出来たのでヨシとする。
教訓 : カモメはカモメ。スズメはスズメ......鷹にはなれません。

自分の技量を良く知るのも、それなりに滑られるコツ。

−−−

そんなこんなで、合格させていただきました。仲間とサポートに感謝感謝。
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